第59回
遠藤議員と川野議員
二人は、まもる一派
大川市議会
12月議会➌
二人とも恐ろしく攻撃的、非常識、品位なき発言
まもる一派には、こういう普通
あり得ないような品位のない言い方が、身に沁みつき、それが当たり前のようになっている人が、多過ぎる。
これは、まもる議員がこの数十年間をかけて、先輩議員として、威圧と強要で議会に臨み、後輩を礼節ある一流の議員として育てて来なかったためだ。
まもる議員の責任
議場内外で、礼を失したような発言を、その手本として見せて来たまもる議員は、先輩議員として、現在の異常な議会の状況に責任を感じなければならない。
大川市議会が発言に調査も研究もない、こんなにも下品な恥ずべき議会になったのは、まもる議員の責任であろう。
まもる議員が、みずから品位
ある議員としての手本を見せ、「そんな言い方はするな。」「仕返しが恐くないと?などとは言うな。」
「発言は調査と研究に基づけ」と言って、議会を本物の討論の場として育てていたら、
今頃、どんなに優れた議会になり、あなたは市民全体から、どんなに尊敬されていただろうか?
今は、その言動により市民の多くから忌避され、退場を求められているが、議員30年の経歴に感謝されて、もしかしたら銅像が立っていたかも知れない。
市長も交代し、温和な包容力のある市長がノーサイドと言っている。
まもる議員も、初めて立候補した時のきれいな気持ち、土下座するようにして大川の大通りを回った時のことを思い出し、本物の議員の道を歩んではどうか。
市民の多くは、
この異常な議会のことを、
とても心配している。
あなたさえ変われば、
大川市議会は
すぐにも変わる。
大野島の心あるみなさん
どう思いますか?
平木一朗議員の言葉
今議会の平木一朗議員の一般質問の言葉を思い出している。
平木議員も、まもる一派でこれまで多くのとんでもない発言をし、市民を怒らせ、呆れさせて来たが、今回、その質問の最後、こう言った。
「ノーサイドっていう言葉、言われておりますけども、やっぱそういったことで、こちらもできるだけ、初めてのことであれば紳士的に、またいろんな政策をなるべく聞きたいということもあって、そういうことを発言していることでございますので、 そのところはよろしくお願いしたいと思います。」
<紳士的に>、いい言葉だと思った。全議員がこうであれば、議会は気持ちよく、実り多いものになる。
平木議員には、コロコロ変わらず調査と研究に基づいた品位ある、高い政策論争を願いたい。
【市職員の方への疑問】
市職員の皆さんに対しても市民方たちから、いろいろな疑問があったので、それを記しておこう。
①なぜ市長に
連絡しないの?
龍議員と内藤議員から質問があった。
「一般質問で行う質問順は、これまでは議会運営委員会に、市長とか三役が同席して、くじを引いて決めていた。しかし、「今回、市長抜きでくじ引きがあったのはどうしてか?」
それに対して、市長は「知らなかった。」議会運営委員長・川野議員は、「来られなかったので、市長抜きでクジを引いた。」内藤議員「呼んだんですか?」川野議員「呼んでない。」
→市役所の方は、秘書課もあると思うんですが、どうして、くじ引きがあることを市長に知らせないのですか?
②書類出してと言っても
なぜ出さないの?
『大川の駅』で販売する苺品種開発企画が「大川の駅」中止と共に無くなったことについて、市長の答弁にこういう箇所がある。
市長「このことについてはですね、 農林水産課とですね、意見を交換しました。で、なかなかですね、契約書を持ってきてくれって言っても、なかなか持ってこ来られなかったんですよね。なんで早く持ってこないんだということでね、 やっぱり契約書にチェックをしました。」
→市役所の方は、どうして市長にすぐに契約書を持って行かないのですか?
③「止めて」と言っても
なぜ止めないの?
中止した苺企画が、1回のコンサルタント代110万ということだったという話の後、市長答弁にこういう箇所がある。
市長「まだ 3回目だったんですよね。では早く僕が気づいて、その時に解除してくれって言っとけばですね、2回で済んだので、110万少なくて済みました。
しかし、やっぱり担当者はですね、続けたい思いがあったんでしょうけどね、3回目も払いました。
で、それでですね、もうやめてくれって言ってもですね、また、4回目の案内もしてたんですよね。それで、僕自身、怒りました。」
→市役所の方は、市長が苺企画の会議をもう止めてくれと言ったのに、どうして、また市長に黙って業者を集めようとするんですか?
④「集めて」と言っても
なぜ集めないの?
苺企画が中止になったことについて、参加した業者17社すべてに一軒一軒、謝罪に行けという遠藤議員の発言の後の市長答弁に、こんな部分がある。
市長「はい、それについてはですね、契約解除の前からですね、17名集めてくれと、それ何度も言いました。で、私が直接説明するからと ね、そうしないとわからないだろうからって、何度もそれ言ってます。
それ、しかし、なかなか集めてもらえません。」
→市役所の方は、市長が業者の方に説明したいと言っているのに、どうして業者を集めないんですか?
⑤なぜ上司の行動を、
逐一 誰かに報告するの?
まもる議員の一般質問に次のような発言があった。
まもる議員
「職員の皆さん方もですね、やっぱり、いろんな話をされるんです。江藤さんがよその自治体に訪問された、市長に会われたと言う、その内容等についても私の耳にすぐ入って来るんですよ。どういうことをお話になった、と。」
→市役所の方は、自分の上司である市長の動向を、いつ、誰に会って、どんなことを話していたなどと、どうして、副市長・教育長拒否のまもる議員に、逐一報告するんですか?
⑥市民をなぜ
安心させないの?
永島幸夫議員が質問した。「大川の駅に反対すれば、今後30年は国や県から 大川市は相手にされず、 暗黒の時代がやって来ると、一部の有力議員、
一部の事業者の方からの発言を、聞き及んでおります。
交付税は減額されるのではないかと、 市民の皆さんは大変不安がっておられます。事実でしょうか?」
市当局の答えは、特別交付税だけを取り上げて説明され、「特別交付税はもともとハッキリしないものだから、「大川の駅」中止で、交付金が減額されるかどうかは分かりません、というものでした。
しかし、これには、
ちょっと疑問があります。
地方交付税には、「普通交付税」と「特別交付税」の2種類があり、 普通交付税が約94%で、特別交付税が約6%です。
ですから、交付金の大半は「普通交付税」です。そして、これは「大川の駅」とは関係なく、「児童数」や「学級数」等と言った基礎的な数字を基に算出して交付されるものですから、算定額がハッキリしており、あまり変動がありません。
そのため、交付税の大半である94%の交付金は、毎年、およそこれまで通り、普通交付税として交付される筈です。
<「大川の駅」に反対すれば、今後30年は国や県から 大川市は相手にされず、 暗黒の時代がやって来る>というのは、全くのデマです。
「大川の駅」がどうなっても、交付金のうち、市民生活に必要な94%の普通交付税は、特に減額されることはありません。
だから市民のみなさんが、不安に思われる必要はありません。以上は専門家からの話です。
「それはデマです。」と
ハッキリ言って、市民を安心させて欲しかった。
→市役所の方は、どうして、6%の不確かな特別交付税の方だけを説明して、94%の普通交付税を説明せず、「それはデマです。」と言われなかったのですか?
【まとめ】
大川市12月議会も終了し、師走の風がぐっと感じられるようになりました。
大川市にとって、今年一番の出来事は、何と言っても、9月のえとう市長の誕生です。
これは、これまで眠っていた市民が目覚め、力を合わせて、望ましくない議員を中心とした一派による市議会の横暴を否定し、民主的で透明な市政を求めた結果であるという点で、大きな意味のあるものでした。
大川市の異常な議会のことは、全国的に知れ渡りました。時代は変わったのです。
大川市議会は、市民が注目し、県の、全国の、メディアと関係者に注目されています。
大川市議会は、品位ある議会として、行政のあるべき姿に立ち返り、市民に寄り添い、筋の通ったものとして、その役割を健全に果たし、大川市の名誉を、早期に回復して頂きたいと思います。
人は誰でもいつか、
その生涯を終える。
その生涯の終りに振り返って、自分は、自己の保身のためだけに生きた貧しい人生だったか、そうではなく、小さくとも義のある、天に恥じない生き方をしたと言えるのか、自分自身に問うてみよう。日々、問うてみよう。
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さわやか倶楽部
第60回につづく 2024.12.14
第58回
<二人の怪物>
遠藤議員と
川野議員
大川市議会
12月議会➋
【12月議会一般質問】
12月5日~6日、
新しく出発した市当局への初めての一般質問が行われた。
今回の大川市議会では、現実的な大川市の価値ある諸問題が取り上げられるようになった。
先頭質問の西田議員、つづく龍議員、内藤議員がそれだ。
永島幸夫議員は、市民が最も知りたいことを質問した。
馬淵議員は調査と研究による質問が光った。
宮崎稔子議員の質問は、熱意が静かに伝わるものであった。
こうして、議会は、普通の議会に一歩、近づいた印象を受けたが、しかし、なおこれまでの異常な市議会の影は色濃く残っていると言わねばならなかった。
第58回は、今議会で多くの問題を感じさせた遠藤議員と川野議員に注目してみよう。
川野議員と遠藤議員とは?
この二人の議員は、
遠藤議員
(当選3回議員歴10年・現議長)
川野議員
(当選7回議員歴26年・前々議長)
議員歴30年の最長老<まもる議員>が、10年から20年をかけて育てて来て、今の議長と前の前の議長に就かせた議員である。
二人とも、今やその政治姿勢も、政治行動も<まもる議員>と一心同体の<まもる派>の大番頭で、先日の副市長・教育長人事でも、優れた人達を大川の損失も考えずに、一丸となって拒否した。
大川の市民の方を見ずに、まもる議員だけを見ている二人の議員。それが、遠藤議員と川野議員だ。
今回の一般質問で二人は、<まもる議員>譲りの、常識では考えられない発言で、傍聴席を驚かした。その一部を紹介してみる。
【遠藤議員】
(三丸)
一般質問1日目
1.大野島の「苺企画」が中止になったことについて、血相を変えて質問する。
倉重市長時代に、「大川の駅」関連事業として、苺品種の開発などに1回110万のコンサル契約があった。(市から3回支出)
会議設定など、大野島の苺業者への全面的な市丸抱えの企画だったが、「大川の駅」が中止になり、他にも種々問題があったため、この苺企画も中止になった。
遠藤議員
「3年かけて大川でしかないようなものを作り出そうとしてる、その企画を、市長!潰したやないですか!!」
これを言った時の遠藤議員の顔を、ビデオで一度見てみるがいい。恐ろしい顔、そこには、調査や研究といった理性や知性とは程遠い、ただ憎悪に満ちた感情がだけがあった。
それを受けて、
えとう市長は
その理由を説明した。
[苺企画中止の理由]
①この企画の契約書は、中止になった「大川の駅」のための契約書であること。
②コンサル費用1回110万の他、人件費など合わせれば、驚くべき市の出費であること。
③契約書がどこで作られたかもよく
分からないこと。
④その契約書はリーガルチェックも
受けていないこと。
⑤17社のメンバーの方の中の3~4
社ぐらいから、「あの企画はおか
しいよ」と言われたこと。
⑥今、コンサルが地方自治体を餌食
にしているというようなことも言
われていること。
⑦官主導ではなく、民間が主導しな
ければ事業は成功しないことが多
いという思いもあること、など、
聞けば誰でも納得するような理由
が説明された。
それなら
「参加業者17人に、
1軒1軒、謝りに行け」
企画中止に十分な根拠があったことを知ると、遠藤議員は今度は、「それなら、参加業者17人に、1軒1軒、謝りに行くのが当然だ。」と言った。
市長が、「これまでミーティングしているような形で集まって貰って、直接、事情を説明し意見交換したい」と言っても、執拗に、1軒1軒、謝りに行くよう言い続けた。
この人は、恐らく理由など初めから、どうでもよかったのである。
言動は感情的で、中止になったことが、とにかく腹立たしく、そこには、理性的な思考や判断はほとんど感じられなかった。
だから、慣れない業務で副市長もいない、なったばかりの超多忙な高齢の市長に、「一軒、一軒、謝りに行け」などと、非人間的な酷い言葉が言えるのだ。
「その企画を市長!潰したやないですか!」と言った時の、その憎しみに満ちた顔と言葉、そして、その後のこの尋常でない要求。
常識人はこんなことは言わない。まるで怪物のように人間らしさがない人が、議員に、しかも議長になっていた。信じられない議会のやりとりであった。
2.土地改良の問題で
ヤクザの言いがかりの
ような質問をする。
大野島の埋め立て途中の「道の駅」跡地は契約上の関係もあって中止されず、そのまま埋め立てが継続されるようになった。
その土盛りの土は、産業廃棄物らしきものが混ざったものであり、そういうものを埋め立てていいのかと、かつて市民派の議員が質問したことのある土であった。
遠藤議員は、「立場が変わったら、自分たちが反対した土を、今度はそのまま使うのか!環境はどうでもいいのか!
市民の反対のあるものを、そのまま使うのか!」と激しく問い詰めた。
えとう市長は、できればそういう土を入れたくないのは当然であるが、
①前市長時代から、すでに工事上、多数のプラスチックが残る工法で進んでいたこと
②それを他に持って行って処理するのに、さらに2億円の出費が必要なこと、などで、悩みに悩んで、これまでのやり方を残したと説明した。
そして、さらに激しく問い詰める遠藤議員に、えとう市長は答えた。「遠藤議長、そっくりそのままあなたにね、言葉を返します。だって誰が持って来たんだ、あれは、あの廃棄物は。あなたが関与してたんじゃないの。あなたが持って来なければこんなにならないよ。」
自分たちが賛成してよくないことを始めたのに、その尻ぬぐいをさせられて、不本意にもそれを継続せざるをえないことに対し、そんなことしていいのか!と糾弾する遠藤議員。
それこそ、まるでヤクザの
言いがかりではないか。
まさに怪物!ここには筋道だった思考のカケラもない。ただ足を引っ張りたいだけだ。これが大川市議会議員、大川市議会議長なのだ。
*市民派の4人の議員には、こんな恥知らずな質問も、こんなに酷い言い方も、これまで知る限り、1度もなかった。
こんな下品な質問しか出来ないから、そして、こんな非常識な言い方しか出来ないから、<まもる派>は信頼できなくなるのだ。
3.遠藤議長の
偏向采配は社会悪
①<不平等な通告外質問対応>
今議会で、まもる派議員が何度も市長に対して通告外質問をしたが、遠藤議員は議長として一度も通告外として注意しなかった。
えとう市長は、市長になったばかりで、「前もって質問内容を知らされておけば調べておいて、すべて答えます」と言っていたように、急に答弁せよと言っても、困るのだ。
元倉重市長の時、市民派議員がちょっとした通告外質問になると、遠藤議長は、すぐに通告外宣言をして、その質問を許さなかったが、議長として一貫しろと市民が言っている。
②<不平等な傍聴席注意>
遠藤議長は、傍聴席で、ある一群れが大きな声でしゃべり続けているのには注意せず、市民派が少し私語するとすぐに「出ていって貰いますよ。」と注意する。不平等な采配は社会悪だと平等にしろと市民が怒っている。
③<議会で演説不注意>
遠藤議長は、まもる議員が一般質問の中で、ほとんど質問も少なく、1時間の持ち時間の大半を、演説のように滔々と発言し続けたことに対し、何の指導も行わなかった。
遠藤議員がまもる派の一員だから注意せず、まもる派でない者だけには、必ず注意すると、不愉快に思った傍聴者が多かった。
他の議会では一問一答と決められているところもあるのが、一般質問である。
議長は、不偏不党な筈であり、誰に対しても同じ対応をしなければならない。きちんとした正しい采配をせよと、市民が言っている。
④前には議長不信任案も
偏向不平等采配で、前から必要な注意は行わず、不必要なことで注意するため、市民派市議から議長不信任案が出されていた。
しばしば市民派市議の足を引っ張り、円滑に行くべき質問を阻んだ。
議長不信任は、まもる派8名の議員によって否決され、偏向不平等采配は、今議会に続いている。
⑤<ふるさと基金の無知>
「ふるさと基金」の問題は、よく取り上げられる。
遠藤議員も、「苺企画」についての一般質問で取り上げ、「ふるさと基金」が、これからもずっと、いかに大事かを強く主張した。
しかし、「ふるさと基金」については、えとう市長答弁の、「これに頼り過ぎると、あれ恒久財源じゃないですからね、いつ終りになるか分からないですからね。」というのが正しい。
実際、みんな知らないようだが、R5.10.4財務省・財政制度等審議会財政制度分科会で、「ふるさと納税」の一般財源化検討が提案された。
これはどういうことなのか
考えてみよう。
現在、「ふるさと納税」は寄付金扱いで、全額が市の収入になる。
しかし、「ふるさと納税」が今後、一般財源に入れられることになれば、それに相当する額が地方交付税交付金から減額される。
市の一般財源に独自収入が増えれば、交付金はその分、減額される仕組みになっているのだ。
ということは、「ふるさと納税」が一般財源化されれば、「ふるさと納税」がいくら多くなっても、入った分減額されるので、市全体の収入は、ほとんど増えないということだ。
倉重元市長は、このことを知らなかったらしく、「大川の駅」は、「ふるさと基金を大事にして」、と胸を張って言っていた。「大川の駅」の借金は、「ふるさと基金」で、ずっと払っていくつもりだったようである。
当てにならない「ふるさと基金」
あのまま「大川の駅」が続いていたら、「ふるさと基金」分は、やがて一般財源に入って消え去ってしまい、ただ莫大な借金だけが残り、大川市はとんでもない借金地獄に陥るところであった。
遠藤議員、
「ふるさと基金」は、当てにしてはいけない。早晩、無くなる。財務省が言っている。
大川市三丸の、
常識ある市民のみなさん
遠藤議員をどう思う?
【川野栄美子議員】
(鐘ヶ江)
一般質問2日目
①もっと「ユックリ」の
見本を示せ
えとう市長が、質問はゆっくりするよう頼んだ後の川野議員の言葉にも
驚いた。
川野議員
「えとう市長もね、あなたがそんなに言うのに、私は(早口で)言うな、はないでしょう!
あなたのことも考えて下さいよ!私に言える立場ですか!!
ゆっくりゆっくりと言ってね。どれくらいゆっくり言えばいいですか!!
ちょっと見本を示して下さい!!
どれくらいゆっくり言うか、見本を示して下さい!!」
②<載せたらダメです>
市報に載せた市長の就任挨拶の文についても、ひどい言い方であった。
川野議員
「市長就任のあの挨拶の中にね。・・・<公募に参加した予定だった建設会社が予算が合わないことを理由に参加の辞退を表明しており、>・・・これ、議会も全然知りません!こういうふうなものを載せたらダメですよ!!」
なぜダメなのか、どこがダメなのか、など一切言わず、<ダメですよ!>市長に命令調の大声!
えとう市長は、それに対してこう言わざるを得なかった。
「強いですね、川野議員の言葉は。私みたいな新米にそんなに怒られるとですね、やっぱり川野議員の顔が怖い。ほんとに、怖いです。」
川野議員は、去る9月議会で、「地方自治法第132条、 議会の会議において、議員は、無礼な言葉を使用してはならない。及び大川市議会会議規則第150条、 議員は、品位を重んじなければならない」を持ち出して、他の議員を責めたことがあった。
その川野議員自身が、正に無礼で、礼儀も品位もあったものではなかった。
普通の言い方で十分言えるところを必要以上に喚き、答弁者はもとより、傍聴者をも気分の悪いものにするこういう発言の仕方は、議会の品位を貶めるばかりだ。
相手は、市民の多数に選ばれた、それも自分より年上の市長である。幼長の序も知らず、人を人とも思わぬ態度が他から見たらどんなに恥ずかしいことか分からないのだろう。
人生の先輩である市長に恐いと言わせて、うれしいのか?
普通、人は人に対してそんな言い方はしない。議会という場における、なりふり構わず、言いたい放題の、一片の礼節もない姿は、一瞬、まるで信じられない怪物のようであった。
ここにもいた、怪物が。
これが、市民の代表たる市議であった。
傍聴席の多くの市民は、その言葉を聴きながら、驚き呆れ、自分が愚弄されているような気分になった。
えとう市長は、教養ある穏やかな方で、普通に話せば分かる方だ。もっと心ある言葉づかいは出来ないのか。
川野議員は、どうも自分のことが全く分からないらしい。
川野議員は、その質問の最後にこう言った。
「昨日ちょっとテレビを見ていましたら、ですね、コマーシャルの中にですね、 <そこに愛はあるんか>という言葉がありました。
やっぱそこに愛がないとですね、なかなか難しいところがあるだろうと思いますので、 この言葉をお送りして、一般質問を終わらせていただきます。」
高齢の市長に「本当に恐い」と言わせた川野議員の発言の、いったい、どこに、<愛があったのか?>
鐘ヶ江のみなさん、恥ずかしくないですか?
【まとめ】
長い間、傍聴者もほどんどいない密室の議会の陰で、仕事に忙しい大川の人々の無関心をよいことに、イレズミ暴力議員を先輩として見習い、まるで一心同体のように育ち、好き勝手、言いたい放題をして、いつの間にかそれが異常とも感じない、いわば怪物のようになってしまった議員への、哀しみ。
こんなことを続けていれば、他市から移住して住みたいと思う人もいなくなるであろう。
市の人口増加への第一歩は、大川市議会がまともな議会になることです。
インターネットで議会には隅々まで光が差し込み、SNSで情報は広がり、人々の眼は明るく開かれた。日本中が知った大川市議会の恥。
すべては、もう、これまでのように隠すことは出来ない。
第59回につづく 2024.12.13
第57回
人事案
とんでもない否決
大川市議会
12月議会❶
*追加内容あり(12月8日)
12月議会/新市長初日
12月2日、6年度12月議会が始まりました。
えとう新市長、初めての議会です。
この日の注目議題は、先般、元市長とともに辞めた副市長と教育長の後をうめる承認人事です。
えとう新市長は、繁忙な慣れない業務をサポートしてくれる副市長と、ぽっかり穴が空いた教育長人事を急ぐ必要がありました。
それで、次の2人を選任し、この日の議会に議案として上程したのです。
副市長
本村和也氏
(元市税務課長)
教育長
西嶋賢児氏
(元大川樟風高校長)
このお二人については、議会の賛
成意見で次のように紹介されまし
た。よく人物像がわかるので、その
まま書いてみましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
副市長:本村和也氏
<賛成意見(内藤栄治議員)>
「本村和也君は、九州大学理学部を卒業されており、えとう市長とは九州大学理学部も同じで、 先輩、後輩の間柄であります。大川市に入所してからは、財務畑を多く任され、故に財務に明るく、大川市の財務面で大きな力になれる方です。この方をぜひ副市長に賛成いたします。」
<賛成意見(西田学議員)>
「去る10月23日に初登庁されたえとう市長は、副市長不在の中、多忙を極められています。そのため、市長の補佐役として早急に副市長を置く必要があります。
本村和也氏は、大川市役所に長く勤務され、行政経験や知識が豊富で、 また大変信頼の厚い人柄と多くの方々からお聞きをしております。
したがって、私は、副市長に本村和也氏が最適任者と考え賛成をいたします。」
<賛成意見(内藤栄治議員)>
大川市教育長の選任について賛成意見を述べさせていただきます。
私は、教育長に西島賢児君を推薦いたします。西島先生は、高校でソフトボールの顧問をされ、生徒指導には高い評価があります。
藤本元子選手を育てられ、インターハイの決勝戦ではあの有名な上野由岐子投手に勝ち、日本一のチームに導かれました。
藤本元子選手、上野由岐子選手は2008年、北京オリオリンピックの金メダリストです。
金メダリストを育てた 指導力は高く評価されています。
樟風高校には、平成25年から27年まで定時制教頭として赴任され、定時制生徒の出席率を90パーセント以上に上げられました。
県教育委員会からは、樟風定時制はどのような指導をしているのかと驚異の的でした。もちろん、福岡県下でも1番の出席率なのです。
皆さんもご存じの通り、今の定時制の生徒は家庭の事情が金銭的な面で定時制に行くんじゃないんです。今の定時制の生徒は、中学時代、ほとんど全員が不登校だったんです。
中学時代、学校へ行けなくなった生徒が樟風定時制では 90パーセント以上の出席率で学校へ行くようになり、卒業式の答辞で、
「中学時代には、いじめなど学校へ行けなくなり、樟風定時制に来て、先生方や生徒仲間のおかげで学校へ行くことができるようになりました。
これからの人生を、進学や就職を前向きに考えられるようになったのが1番嬉しいです。」と述べられました。
この生徒の答辞を聞けば、学校教育の原点である一人の子供も取り残さない教育指導を一番理解されているのが西島先生なのです。
また、令和4年には樟風高校へ今度は校長として来られました。福岡県で初めての 中高一貫教育を大川で進める準備期間の時の校長先生です。
県も中高一貫教育には注目をしております。県とのパイプを強めるためにも最適任者ではないでしょうか。
また、福岡県立柳川特別支援学校校長も歴任されております。現在、明善高校で再任教諭として指導もしてあります。
これはどういう仕事かというと、頭が良くても人との付き合いができない、 コミュニケーションなどができない、能力を持った子どもたちがそういうことに欠けているのを、指導したりケアをする指導なんです。
弱さに、弱者に寄り添い、子供たちの気持ちになって指導できる先生なんです。
それを、今さっき反対意見で、 小中学校のことは高校の先生はわからんやろ、そういう小さなことじゃないんです、教育は大川に住んでないから大川のことはわからない、そんな問題じゃない。それは井の中の蛙というんです。
もっと視野を広くして、大川市が、本当にこういう先生に来て頂きたいという人たちを 広く求めるのが私たち議員の務めじゃないでしょうか。
指導力のある優秀な西島先生を教育長に、ぜひ賛成したいと思っております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人とも異論ある筈も
ない人物と
思われました。
副市長・本村和也氏は正に今の大川市にとって、最も必要な方のように思われました。
また、教育長・西嶋賢児氏については、教育界にこれほどの人は稀で、こういう人に大川市の教育界のトップに座って頂くことは、子どもたちにとって、これ以上ない幸せと思われました。
この二人を拒否することは、江藤市長とは関係なく、大川にとって、「大きな鯛」をみすみす、海に逃してしまうようなものでした。
その二人を、「旧まもる
派」8名の議員が、議会で
拒否したのです。
反対派を代表して、まもる派の
平木一朗議員と古賀寿典議員が
拒否理由を述べました。
副市長反対理由:平木一朗
「市長の考えは信用できない。」
教育長反対理由:古賀寿典
「義務教育と高校教育では教育方針
と内容が違う。」
何ともお粗末な
反対理由です。
平木一朗議員は、
副市長候補者そのものについては言及なく、ただ、市長に信頼がおけないから、市長が選んだ副市長に反対だと言うのです。
なったばかりの新しい市長に、面と向かって「あなたを信頼できないから、あなたの選んだ副市長は、どんなに立派な人物であろうと、反対だ」という。
市の業務がどんなに停滞しようと、市長がどんなに困ろうと関係ないのです。
この議員は、市民に対する市役所の活動が円滑に行くか行かないかには目が行かず、市長に反対だから、すべて反対だ、後はどうなってもよいと言うのです。
市長の向こうにいる多くの市民とその市民生活には目を向けないで、反対のための反対だけしか考えられない人物に、市民の心を代弁する議員の資格はありません。
市民の皆さん、平木議員は、こういうことを言う人物です。覚えておきましょう。
また、古賀寿典議員は、
内藤栄治議員の賛成意見を聞いても、何の感動も起きず、石ころのような心だったのでしょうか?
西嶋氏のようなこんな眼差しと手腕のある教育者は、金の下駄をはいて捜しても、そうそう、いるものではありません。先生をしてあったなら、なおさら、お判りでしょう。もと学校の先生だったあなたが先頭になって西嶋賢児氏を教育長に推薦するべき立場だったのではないのでしょうか?
「義務教育と高校教育では違う?」
教育の本質は同じです。
「これまでも、県立高校長出身者が、近隣の柳川市、みやま市、筑後市などで教育長に就任されている。」(NetIB-NEWS)
誰もが感動するような生き方をされて来た人物への賛成意見に対して、心も震えず、こういう、恥ずべき反対意見しか言えない。
おおぜいの教え子や保護者が見ていることを知ってほしいのです。
<SNSに上がった感想>
「今、中高一貫になろうとしている時代に!時代錯誤も甚だしい!たんなるいじめ!大川中学時代子供の恩師かと思うと、恥ずかしい!」
子供たちへの教育の愛に満ちた慈雨がそこまで近づいて来たのに、それを反対して遠ざけようとは、議員として悲しいほどまで、どこを見ている人なのか。
市民のみなさん、忘れないようにしましょう。古賀議員のこの否決も。
私たちは、こういう方たちに就任して貰えば、大川市にどんな力を注いでくれるか、考えるだけでワクワクしているのです。
この人事案は、
ぜひ再上程してほしい。
こうしてアベプラで全国的に有名になった異常な大川市議会は、今回、これ以上ない人事案を、
[賛成]4[反対]8で否決することにより、<異常な議会>を異常あらしめ続けたのです。
だが、この異常な議会にも、
今回、小さな動きがあった。
ヤクザまがいの政治姿勢を何十年も信条として来て、それゆえ多くの良心的な議員を議会から去らしめ、欲得と保身だけの議員を周りに置き、大川の議会をここまで荒らして来た、<まもる>一派8名から、4名の議員が分派し、会派「明朋会」(馬淵清博、宮崎稔子、宮崎貴仁、永尾学4人)を作った。
「明朋会」は今回、この優れた人事
案に反対の行動をとって、元通り、<まもる一派8名>として否決した
が、その代表、馬淵清博議員は、「人事案の内容は議案書を見るまで
知らなかった。いきなり出されても
どういう人物か判断できない。」と
話したという。(読売新聞)
これには、耳を傾ける
正当な理由が
あるように思う。
改めてしっかりと2人の人物を知った後、この議案が再上程された時こそは、
馬淵議員が本物の議員なら今度こそ、市民の期待に応えて、この人事案に賛成してくれるのではないか。
そうして、この明朋会4人が議員使命を賭けて大川市議会を、是々非々の正常な議会に導いてくれるのではないか。
見守ろう!
第58回につづく 2024.12.4