第5回
イレズミ議員の暴力事件と議員辞職勧告/結果
このぺージは、令和2.9.18の大川市議会記録と令和5年4月の戸別配布のビラから作成しました。
https://www.city.okawa.lg.jp/s078/010/080/R02.09.18.pdf
( ↑ 令和2.9.18の大川市議会記録 該当部分 P163~181P)
以下文中の永✕議員は、このアドレスの令和2.9.18の大川市議会記録を見れば分かります。このアドレスをクリックしていくと、大川市議会記録にジャンプします。
【大川市議会で事件発生】
平成27年6月15日議会終了後
場所:議会事務局内
永✕議員は自分の提出した議案に反対意見を述べた龍誠一議員に対して暴力事件を起こしました。
刑事裁判判決:暴行罪罰金10万円
民事裁判判決:賠償金57万円余
令和2年3月議会で、暴力議員に対して議員辞職勧告決議案が提出されました。
その議会の議事進行と結果は驚くべきものでした。以下はそれをまとめたものです。
1.暴力議員について
①まず、この現職市会議員について記してみます。「手首、足首、身体全体に入れ墨をいれている議員で、時には入れ墨をちらつかせ、気が弱い方々に恐怖を与え、怯えていらっしゃる方が多数。」(戸別配布のビラによる)ーーなので、真偽は別として、誰もがヤクザと思っています。
②「暴言を吐いたり、威圧する、暴行を加える、1年生議員の本当になったばかりの若い議員に対して、当選回数が一番多い先輩議員(暴力議員)が、そういうことをするんですよ。」(令和2.9.18大川市議会記録より)
③この現職の暴力議員に議会で反対の立場をとろうとすると、他の議員から言われた。「『後の仕返しがえすかやろうばん』『街宣車回ってくるばん』ち、そげんかこつばいわれたっですよ。そういう脅し、こういうことをおたくたちは認めるんですか。」(令和2.9.18大川市議会記録より)ーー議員にはヤクザの子分の議員がいる。
2.議会進行の内容
①暴力議員は、平成27.6.15、議会で自分の提出した議案に反対意見を述べた龍誠一議員に対して、議会が終わった後、議会事務局室内で暴力事件を起こした。(令和2.9.18大川市議会記録より)
②暴力議員は、筑後署で暴行の事実を認め、暴行理由を「自分の意見に反対したからだ。」と供述。その結果、刑事裁判で暴行罪、罰金10万円支払いの判決が確定。―(令和2.9.18大川市議会記録より)これによりさらに前科付きとなる。
③.令和元年4月、暴力議員、市議会議員選挙で再選。
この暴力事件後の当選をもって、みそぎが済んだと言う人もいるが、暴力事件について、一般市民は、ほとんど知らないままの投票であった。
まだ裁判がすっかり終わっていないこともあって、暴力を受けた龍誠一議員が慎重に裁判の終了を待っていたからである。
「とにかく事実が確定した時点でと、私たちは思っておりました。まだあやふやな感じでは、話はできないと。」(令和2.9.18大川市議会記録より)
「この事件を多くの市民の方は、内容は知っておられませんでした。聞かれた方は、大川市民として、暴行して自分の意見を通そうとするとは呆れた行為、大川市民の恥と言われております」(令和2.9.18大川市議会記録より)
④令和2年3月、民事裁判での暴力議員の賠償金57万余の支払いの判決確定。(令和2.9.18大川市議会記録より)
⑤令和2年9月18日、民事裁判の賠償金支払いの判決を受けて、大川市議会に暴力議員に対する議員辞職勧告決議案が提出される。
⑥辞職勧告決議案の提出により議会で討議される。
「これを認めれば、自分の意見が通らんやったら、暴力を認可していいんだな、そういうふうに思った。」「今後、若い議員とか新人議員さんが入ってくる中で、ここでしっかりとこういうことはいけないんだと、議会人として暴力はいけないんだと(ハッキリさせるため辞職勧告議案を提出した)。」(令和2.9.18大川市議会記録より)
議会で、この永✕議員辞職勧告に先頭に立って反対したのは、M議員であった。
M議員とは、このサイトの第1回、第2回に登場したM議員である。M議員の発言は、質問を含めて5回。その中で、
調べた警察が悪い、警察にはめられたというような意見を述べて、暴力議員を擁護した。
龍議員の「今、言われたことは、何か警察の取り調べが間違っていた、そういうふうに取りかねない意見でしたので、修正を求めたいと思います。」は、議長によってスルーされた。(令和2.9.18大川市議会記録より)
⑦採決の前に、議長より「賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票(いわゆる「白票」など)は、否(いわゆる【反対】)とみなします。」とあった。
3.議会採決の結果
賛成(議員辞職を求める)6票
反対(議員辞職を求めない)7票
こうして、暴力議員の議員辞職は、大川市議会で拒否されました。公明党まで、反対(議員辞職をしないでよい)でした。 (令和2.9.18大川市議会記録より)
以上は事実です。
4.まとめ
(1)この議会の採決結果にはあきれました。この採決は、単に一人の議員を救う救わないの問題とは大いに異なります。大川で、暴力は許されるか許されないかの問題です。
この辞職勧告決議案の否決で、大川市議会は、「大川では暴力が許されるとのメッセージ」を市民に発したのです。
相手は全身イレズミの暴力議員です。みんなヤクザと思っています。警察や裁判で負けた暴力が、議会ではは勝つのです。大川市議会で、もう、モノは自由に言えないのでしょうか。そんな大人を子供たちは見て育ちます。これでいいのでしょうか?
公明党は情けない。公明党の正しい庶民感覚を持った婦人部は、この市議に怒ってほしい。
暴力議員の辞職勧告を拒否した7人の議員は、大川市を暴力を許す町にしたいのでしょうか。市議会はヤクザが支配しているのでしょうか?
7人の議員を当選させた市民のみんなも問われています。
誰を応援すべきか、目覚めよ大川!
頑張れ!大川!
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【投票結果の詳細】
<賛成(暴力議員辞職を求める)6票>
龍誠一、古賀龍彦、吉川一寿、内藤栄治、 永島幸夫、西田学
<反対(議員辞職を求めない)7票>
筬島かおる、遠藤博昭、平木一朗、古賀寿典、 馬淵清博、宮崎貴仁、宮崎稔子(公明党)
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近隣議会から笑われている大川市議会。市民に暴力を許す者はいない。議員が市民の代表を自負するなら、議会は少なくとも、この決議案を可決すべきでした。歴史に残る痛恨の愚行です。
(2)この暴力議員辞職勧告議会での最大の問題は、その採決結果であるが、それと同じくらい、重大な問題が、もう一つある。それは、議会で明らかになったのですが、龍誠一議員が、『後の仕返しがえすかやろうばん』『街宣車回ってくるばん』ち、そげんかこつばいわれた」という部分です。
辞職勧告決議案の提出準備をしていた時、それを提出させまいと、他の議員が言ったのです。
大川市議会には、イレズミ暴力議員の下に、暴力をちらつかせて言論封殺しようとする子分がいるのか。大川市議会にこんなヤクザまがいの議員がいるとは許せない。
(3)さらにまた、天下の公明党市議が、暴力擁護に票を投じるとは、信じられない。
これらの問題については、この後、改めて項目を立てて考察していきたいと思います。
議会のこういう現状は、放置すれば、市議会内にとどまらず、大川市じゅうのあちこちに滲み出して、大川を腐らせていくでしょう。
第6回に続く 2023.4.14更新
第6回
選挙のやり方を変えよう!頑張れ大川!
きっと出来る!
今あるのは、あきらめだけ?
もしも暴力議員とその子分が議会を恣意的にほしいままにし、無責任・無神経な議員が勘違いをして高慢になれば、どうなるか。
議会は自由な言論を通して切磋琢磨し、よりよい政策が積み上げられていくのではなく、暴力を背景にした脅し、抑圧が支配する場となる。そんな議会に立候補したいと思う者は減り、そのためいよいよ投票率は下がり、市民に広がるのは、不愉快さとあきらめ。大川市に活気がなくなるのも、むべなるかな。
いや、まだ、市民には選挙という、伝家の宝刀がある。市議選、それは、市民が持つ、最後の切り札。
どうすれば、大川市議会を健全なものにし、大川市を風通しのよい明るい街にすることができるだろうか?
市民が主役の市議会、主役の意識が変わることが、中身のない議員には一番恐ろしい。主役の意識を変えよう。
投票動機には、
1.地縁 2.血縁 3.友人知人 4.政党 5.若いから 6.女性だから 7.政策に共感
などがあります。
ここでは、「1.地縁 」を取り上げてみましょう。
地縁の投票をやめよう!
自分の住んでる地域や過去に住んでいた土地から立候補するというだけで投票するのは、いいことでしょうか?
その人が今現在どんな人かよく分からず、住んでいる地域だけで投票するのは、自ら考えることのない江戸時代に生きるようなものです。このことが今の大川市にとって、一番の問題に思えます。
何も考えず、同じ地域というだけで投票するのは、結局は地域の利益を考えているようで、地域の利益も損なっているのです。
各地域の利害意識だけが絡み合い、その場しのぎの地域の利益誘導に終われば、本当の大川の発展は望めません。大川全体が発展しなければ、地域の真の利益もありません。
大川市全体のことは考えず、自分の小さな地域のことだけ考えるのは、止めましょう。
それは、それぞれで足を引っ張り合って、大川を衰退させていくようなものです。衰退していく自治体は、みんなこの形です。
市民が、大川全体のことを考え、大川にとって必要な見識ある人材を市議会に送ること、これが大川再生の第一歩です。
大川市は地縁の投票が多すぎると言われて来ました。市民は長い眠りから、そろそろ目覚めてほしいものです。
暴力を背景にした議員の言動やヤクザの親分子分のような低級な議員をなくし、市議会を近代化するためには、それを阻害している「地縁による投票」を遠ざけることが必要です。大川市は、何年かかろうと、これをやり遂げなければなりません。
そのために、大川は、どこから変わればいいのか。
①区長・町内会長は選挙から手を引こう
大川市民も地縁投票の重苦しさ、無意味さを感じている筈です。しかし、それを自らどうにもできないでいます。
それには、まず、地域の区長の問題があります。区長に地域の票を取りまとめねばという意識があるのが、地域投票の原因の一つです。
地域の区長は、まじめにこれまでの慣習どおり、市会議員を地域の代表として送り出す義務感にかられています。区長は、地域からの立候補者の出陣式があれば、参加しなければなりません。
出陣式に行きたがらない区長がいて、行かなかったら、他の区長が誘ってでも参加させます。
どうして?
責任感ある区長は、自分たちの地域に何かあって、市の施策を必要とする時に市会議員に頼めなくなるのは、地域にマイナスと思っているからです。
区長は、この人はダメだと思っていても、地域から出た市会議員を応援しなければなりません。
だから、口調は地域の炊き出しを世話し、その地域の市民は、嫌だと思っている候補者の炊き出しに、出なければなりません。以上は、町内会長も同じです。
こういう地域の雰囲気の中から、かなりの人が、どんな人物かよくわからなくても、地域からの立候補者に投票することになります。
大川を再生させるには、まず、区長・町内会長の役割と意識を変える必要があります。
②炊き出しを止めよう
区長がある一人の立候補者の出陣式に参加し、応援の形をとるのは、地域の人、特に年配のお年寄りにとっては、それだけでこの人に投票してほしいと言っているようなものです。
区長が、地域の炊き出しの世話をするのは、さらに地域からの立候補者に投票しなければこの地域の者とは言えない、出て行って、と言っているのと同じです。
こうして炊き出しから、大川市の発展を阻む地縁の投票が生成されているのを、まず、止めなければなりません。自由な発想から聡明な人材を選び、市議会に送らねばなりません。炊き出しを止めましょう。
だが、区長は、出陣式の参加も、炊き出しの世話も、よほどの人でなければ、止められないでしょう。
それは、これまでの区長がしてきたことを自分だけが止めることは出来ないからです。止めれば、市会議員との関係が悪くなり、今後、何か頼まねばならない時、頼めなくなり、ひいては地域のためにならないと思うからです。
区長さんも困っています。
③市長さんが立ち上がろう
市には「選挙管理委員会事務局 選挙係」に<選挙の啓発活動>という仕事があります。
また、「地域支援課 地域支援係」に、<区長及び組長に関する業務、地縁団体に関する業務>という仕事があります。
(1) 市は、市民の自由な投票を確保するために、何らかの形を取って、区長が地域の立候補者の出陣式に行かないないように、と助言もしくは指導する必要があります。
(2)公的存在である区長が地域のある立候補者の炊き出しの世話など、しないように助言または禁止する必要があります。
区長は、なぜか現在、その枠から外れていますが、厳密にいえば、公的立場の者は、選挙に関わる活動はもともと出来ないことになっているのです。
「区長はある候補者の出陣式に行かないように」、「各地区の選挙の炊き出しはしないように」、そういう指導が、市からあれば、区長は喜ぶでしょう。不適格な候補者だと思っていても、イヤイヤ協力している人も多いでしょうから。
(3)他方、市は、同時に、区長が地区の問題で困った時に、市会議員に頼まなくても市に直接、普通に、相談できる窓口をしっかり用意することが必要です。そうしなければ、区長さんが困ります。
(4)市民にも市報で、「炊き出しは止めましょう」と広報・指導して下さい。市民はどんなに喜ぶでしょう。お金のかからない優れた市政です。
*地域のくびきに縛られない、自由な投票が出来るようになることは、どんなにか市民を明るくし、どんなにか市の風通しを良くするでしょう。
また、どんなにか市議会を健全なものに近づけ、市の発展を促すでしょう。
夢は大きく、
全国の市町村の
手本となる選挙を!
*暴力が許され、暴力を背景にした言動が大手を振って歩けば、市会議員も市民も怖くて、モノが言えなくなります。勘違いした市会議員を野放しにすれば、市には重苦しく、不愉快な空気が淀みます。
*以上、いくつか、地縁に縛られないための方策を考えてみました。
*市全体が、市民がみんなで、本気になれば、もっと知恵が浮かぶでしょう。
*本当の自由投票を実現しよう!
*投票する市民が悪いとばかり言わないで、自由な投票ができるように、まずは市が取り組み、議員も協力し、区長も意識と行動を変え、みんなで大川を住みよい街にしたいものです。
*良識を持った議員が多く選ばれるようになれば、大川は変わります。
*夢は大きく、全国から視察がくるような、
*日本中の市町村の手本となる選挙を目指しましょう。
第7回に続く 2023.4.16更新市議選告示の日
第7回
イレズミ暴力議員
への辞職勧告に
賛成しなかった
公明党議員
公明党福岡本部
公明党党本部
規律委員会
の方々へ
公明党福岡本部の方々へ、福岡県大川市議会のことで、お尋ねしたいことがあり、一筆取りました。
大川市議会では、平成27年6月議会において、X議員が、自分の提出した議案に反対意見を表明したという理由で、市議会終了後、議会事務局室内において、別の市議に暴力を振るうという事件がありました。
刑事裁判では既に、暴行罪が確定しており、民事裁判でも去年3月、慰謝料等が確定し、終了しています。
暴力議員は、手、足、身体全身にイレズミを施し、ときどき、それをちらと見せたり、暴言を吐く、威圧的な態度をとるなどしていたそうですが、今回は、いよいよ暴力事件を起こし、さらに前科がつきました。
裁判終了を受けて、この暴力議員に対し、こんなことでは自由な討議ができない、大川は暴力の街になると、昨年9月、大川市議会に、6名連名による辞職勧告決議案が提出されました。
この議案提出に当たっても、暴力議員側は、「後の仕返しがえすかやろうばん(後の仕返しが怖くてもいいか)」「街宣車回って来るばん(街宣車が回って来てもいいか)」などと脅しを加えました。
さて、
投票の結果は、6(辞職賛成)-7(辞職反対)で、議案は否決され、暴力議員は、辞職を免れ、堂々と大手を振って歩くことになりました。
大川市議会は、市民に「暴力は許される」というメッセージを送りました。相手が暴力を初め、仕返しに何をされるかわからない議員では、議員も市民も怖くて、自由にしゃべれないことになりました。
そこでお尋ねしたいのです。
この辞職勧告決議案に反対し、暴力事件を起こした議員を守る1票を入れた議員の中に、公明党市議がいました。
この公明党の1票が、きちんと暴力反対の立場で投票されたならば、結果は7(辞職賛成)-6(辞職反対)となり、大川市は暴力追放を宣言し、議会の健全さは、最後のラインを守ることが出来たのです。
民衆のための公明党、平和を守り暴力を否定するはずの公明党が、なぜ暴力議員を守る?公明党の1票は、大川市民を裏切るものです。
この決議案が葬り去られた決め手となったのは、公明党の最後の1票でした。公明党には責任があります。
この話をしたら、ある人に言ったら、その人が言いました。
―――「公明党までそれじゃ、大川市は終わってるね。」
公明党は、ちゃんとした党です。
みんなそう信じて来ました。
公明党の婦人部は、みんな真っ正直な人の集まりです。
婦人部以外の人も、いろいろ知っていますが、みな温かい曲がったことの嫌いな人たちです。
公明党には、大川支部だけでなく、その上に福岡本部も、さらには党本部には、規律委員会もあります。
大川支部の公明党議員の一票のことを福岡支部や党本部は知っているのでしょうか?
まずは、公明党福岡本部にお尋ねしたい。
それでダメなら、党本部の党規律委員会にお尋ねしたい。
大川の公明党議員は、どんな理由があって、大川市民を泣かせるような投票をしたのでしょうか?
毎日、生きるのに精いっぱいで、この暴力事件や辞職勧告案のことを、まだ知らない人もいるかも知れません。しかし、心ある市民は、この投票結果に泣いています。
大川市議会で、公明党市議が議決で暴力反対の立場を取らなかった理由を、納得いくよう教えて頂けないでしょうか?
是非とも、よろしくお願い致します。
(注1)ここに記した内容は、ほぼ令和2年9月18日の大川市議会議事録から取ったものです。
(注2)採決前に議長は、無効票や白票は、すべて「反対」票になると、前もって宣言しています。
第8回に続く 2023.4.17 更新
第8回
イレズミ暴力議員の子分議員「後の仕返しがえすかろうばん」
「街宣車回ってくるばん」ち,そげんかこつば言われたっですよ。
(1)いよいよ明日は、
R5市議選投票日
イレズミ暴力議員もM議員も出馬。
市議選に出馬した中には、イレズミ暴力議員もいます。
それだけではありません。その議員に反対意見を述べれば、――「後の仕返しがえすかやろうばん」「街宣車回ってくるばん」――と言って来る子分の議員もいます。
他に、こういう議員と密接な交わりを持ち、その議員の議員辞職に反対した議員もいます。
第1回、第2回で登場したM議員は、先頭に立って反対した一人です。反対理由として述べたのは、暴力議員は警察にはめられたと言う趣旨です。
刑事事件で暴力罪が確定したものを、警察の方が変だと言って議員が否定するとは!よくこんなことが言えるものだと思います。警察も裁判も目に入らない生き方をM議員はしているようです。
(2)市民は、ほとんど何も知らないまま。
議会では、この暴力議員に対する辞任勧告案はM議員を初めとする議員7名によって否決されました。
議会は、暴力を否定することが出来なかったのです。
これでは、議会でも市中でも、肝心なところで、議員や市民は恐ろしくて何も言えません。
ただ議会で暴力事件があっていることを、市民は ほとんど知りません。
ネットを扱わない市民の多くは、議会議事録を開いて読まないからです。
目の前の仕事に追われて、議会のことなど考える暇もないからです。
それをいいことにして、M議員を始めとして、暴力擁護の議員の方々は、議会の中は密室であり、市民には何も分からないから、何を言ってもいいと思っているかのようです。でなければ、「警察にはめられた」や「仕返しが恐くないのか?」というような意味の言葉は言えない筈でしょう。
(3)知った人は、みんな怒っています。
知った人は、他のみんなにこのことを知らせる必要があります。
このままでは、次のような漫画「クニミツの政」(講談社)の登場人物が言ったとおりになっても仕方ありません。
「みなさんが政治を見放し、関心を持たなくなった時にこそ、まさに不正を働こうとしている政治家たちによって、この国は取り返しのつかない迷走を始めると思うのです。」
知った人は、みんなに、この議会の様子知らせましょう。
誰が何と言い、何をしたか、事実をしっかり広げましょう。
そうした上で、大川は、市議会健全化の道を進まねばなりません。
(4)議会の信用失墜、議員の信用失墜
この「頑張れ、大川!」のページは、無責任・無神経、自分がとんでもなく偉いと勘違いして、人に無礼あまりある高慢な態度をとったM議員への、<議員としての資格>を問う形で始まりましたが、最初に予測したように、知れば知るほど、M議員の議員活動は市民を裏切るものでした。それは、正義と品位を失った議会信用失墜、議員信用失墜の行動でした。
M議員には「歳費は税金であること」「議員は公僕」であることを、忘れるなと言いたいのです。
明日の投票は、議会の現状を知った上で、健全な大川市議会のために、また大川の将来のために、よく考えて一票を投じましょう。
(5)5月1日は、亡くなった友人の命日
誰も同じ一人の人間。心の奥には、眠った柔らかな良心があるでしょう。
お母さんから育てられていた幼い頃の真っ白なこころが。
このM議員には、願わくば、その良心に従って行動してほしい。
われわれも、早や、後期高齢者。同級生で亡くなった人も、います。いつまでも生きる訳ではないのです。
幼少時から、ここまで歩んできた遥けき旅路も、やがて終わろうとしています。
この女性議員にも、それが公的な立場である限り、最後は、まともな人として終わってほしいのです。
それともこのまま、邪道を極めるのか。
5月1日は、冒頭、第2回の登場人物である、亡くなった友人の命日です。
私たちは、お参りに行く予定です。
今度のことを、初めから終わりまで天から見ていてくれただろう、その友人。
仏前で一部始終を報告するつもりです。
第9回に続く 2023.4.22更新