がんばれ、大川!

            市議会は市民とともに!            


第9回~第12回


   第9回
令和5年大川市議選結果
みんな大切なことを
  知らないまま
投票してしまった!              

 2023年度の大川市議選が終了しました。

 皆さま、お疲れさまでした。

 この「大川、頑張れ!」のページに協力して下さった方々、有難うございました。

 私たちは、ある市議への議員適格性の疑義から、西日本新聞の「SNS利用など選挙情報は多い方がいい」という記事もあり、今年3月よりネットを通じて、さまざまな問題提起をしてまいりました。

 このたび、4年に一度の大川市議選が終わり、選挙結果が出ましたので、それから見えるものを一緒に考えてみたいと思います。

1.選挙結果は次のようなものでした。

 有権者数 27,31729,130
 投票者数 13,774 17,267
 投票率 50.4259.28
 定数/候補者数14 / 1615 / 18
   今回 前回
 選挙実施年月 2023.4 2019.4
  氏 名今回
得票数 
前回
得票数
1宮崎稔子★3期
(公明)
1,648 1,706
2川野栄見子 7期 1,054 1,166
3龍誠一  〇3期 1,014 753
4永島守  8期 1,001 1,025
5馬渕清博 ★3期 938 899
6西田学 〇2期 933 923
7永島幸夫〇2期 913 1,229
8遠藤博昭 ★3期 876 1,166
9平木一朗 ★5期 827 989
10宮崎貴仁 ★2期 787 1,050
11筬島かおる
     ★5期
771 929
12永尾学   1期 765  新人
13古賀寿典 ★3期 749 1,105
14内藤栄治 〇4期 736 705
15完山京洪選外484 新人 
16米倉建次 選外47  新人
 古賀龍彦不出馬1,006
 吉川一寿不出馬 713
 表①

★は暴力議員辞職勧告決議案に対して反対投票をして、議会における暴力を許した議員。

○は暴力議員辞職勧告決議案に対して賛成投票をして、議会における暴力に反対した議員。

2.選挙結果を見て

①暴力イレズミの議員は?

 議会で自分の反対意見を述べたという理由で暴力事件を起こしたイレズミ議員には、前回同様の票が入った。問題は根深い。

 ただ、これで、選挙でみそぎは済んだと言うのは、不明な考えである。

 その暴力事件そのものを、いまだに知らない人も多い。少し知っていても地方の古い地縁血縁のしがらみから抜け出せない人もいる。

 私たちは、R2の市議会で明らかになった暴力議員派の

「後の仕返しがえすかやろうばん」「街宣車回ってくるばん」という言葉を、絶対に許すことは出来ない。これは大川市議の内の、いったい誰が言ったのか。

 このようにして、暴力で言論を封殺しようとするのは、かつて朝日の記者が銃砲で襲撃されたのと同質であり、これでは、誰も何も言えなくなる。

 令和2年の市議による暴力事件とそれを守ろうとする言論封殺を、市民のみんながよく知っていれば、投票結果は別のものになった筈である。

 令和2年、議会はこの議員に対する辞職勧告議案を7-6で否決した。

 暴力行為そのものの問題とは別に、この議会決議の影響がどれほど大川全体に暗い影を落としていったことか。

 このことは今後も時間をかけて、機会有る毎にこのことを伝え広めていかねばならない。大川市議会にさわやかな風が吹き、明るい大川がやって来るまで。

②暴力議員辞職勧告議案に反対した議員は?

〇暴力を許した議員は、おおむね票を下げた。これらの議員の何人かは、数百票単位で票を失った。

〇真っ先に暴力・イレズミ議員を擁護した無責任・無神経・高慢なM議員も数百票、票を下げた。

 *大川市民も、見ている人は、見ている。大川は、目覚め始めた。

 *だが、立候補者が少ないため、現職議員は全員当選した。M議員を始め、多くの暴力許容の議員が、そのまま当選した。

 *市民は、今後、それらの議員の活動を注視し続けなければならない。

 *M議員のような、暴力を擁護し、「公僕」と言う言葉を知らず、良識も見識もない議員の再登場を許してはならない。

 *みんなで、四年後を期して、市議会を見守り、風通しの良い、品位ある議会を育てていこう。

〇トップ当選 暴力を許す公明党市議

 *平和の党、庶民の味方である筈の公明党市議は、辞職勧告案で暴力追放側でなく、暴力議員を守る側に付いたが、今回、少し票を落としただけでトップ当選であった。

 *正直で平和を愛する公明党婦人部が、この辞職勧告案否決の経緯を真に知っていたとは思えない。

 *公明党の1票が辞職勧告案の議決を左右し、暴力議員を守った結果になったことを思えば、公明党の責任は重大である。

 *私達は福岡公明党本部と公明党本部・規律委員会にその経緯説明を申し立てた。

 *公明党は、どんな多数派工作に負けたのか。庶民の公明党が、今後、二度とこういうことがあってはならない。

〇暴力擁護のもと学校の先生当選

 *議決で暴力議員を守る側に票を投じた議員の一人に、もと学校の先生もいた。

 *これでは、大川市の子供たちは、いったい誰を信じればいいのか?

 *この議員も、今回、票を下げたが、立候補者が少ないため、今回も議席を守った。 

 *大川は混乱しており、悲しいことだ。

③暴力議員辞職勧告議案を提出した議員は?

 *暴力を受けた議員が、大きく票を伸ばした。これは、市民の暴力追放の意思の表れである。大川にもイレズミ暴力に負けず意見を述べる勇気ある議員と、それを守ろうとする市民がいる。

希望がもてる結果である。

 *暴力議員辞職勧告議案を提出した6名の議員は、おおむね票を守り、議席を守った。

 しかし、その票の状況をみれば、まだまだ、この辞職勧告案が今回の市議選の投票に反映されていないと言わざるを得ない。

 *大川は、大川の未来のために、この勇気ある6名の議員、大川の良心ともいうべき議員のことを、もっと大切にし、議会を健全なものにしていかねばならない。

 *ところで、今回の選挙で、良心的なこの6名の市議の内、2人が市議会から去って行った。

 *古賀龍彦議員、吉川一寿議員の2名は、議会で暴力反対に立ち上がった議員であるが、今回、立候補を断念している。暴力を守ろうとする議会にイヤ気がさしたのか、まだ若いのに残念である。こんな人ほど議員として頑張ってほしかったと思う。 大川という町が、こんな見識ある二人の議員を守れなかったのである。

 *こういう人が議員を止めたくなり、反対に暴力議員を守る議員が幅をきかせるような大川では情けないし、市の発展は望めないであろう。

 *市が沈んでいけば、地域も沈んでいく。

 *「うちの部落」とか、「うちの地域」とかより、もっと高い次元で大川全体のことを考えよう。

④新人議員に期待する。

 *新人の立候補者が3人いた。

 *うち一人は当選。

 *この議員は、今、議員としての理想を抱いてあることだろう。

 *今の気持ちを大切に、公僕としての品格ある在り方を忘れず、議会人として暴力に与せず、本当に大川の全体のことを考えた議員活動をしてほしい。新人でなければ出来ない刷新の新風を議会に送ってほしい。

⑤惜しくも敗れた新人候補

 *惜しくも敗れた新人立候補者もいた。市内移住8年、よく立候補してくれたこの無名開明の完山氏への484票には、大川の知性と期待が透けて見える。今回は足りなかったが、484票は重い。次回はきっと当選だろう。こういう人がどんどん出てくれば、大川も変わる。

 *例えば他市のように、大川維新の会の旗揚げを切に願っている。                        

第10回 に続く  2023.4.26更新

   第10回
  いつのまにか
議員の勘違い野放しになっていた大川市議会

投票率を上げて品位ある議員を当選させよう!

 4月29日、このブログの第2回で登場した亡友の7回忌のお参りに行って来ました。

 子供の頃から足の速さでは学年トップ、明治町3町内、運動会のラストを飾る町内リレーのスターだったその人。まだまだという歳で、誰よりも早く亡くなってしまったが、一緒に遊んだ思い出は、優しく甘く残る。最後の同窓会では、子供さんやお孫さんのことを自慢してたね。

 佐賀県千代田町、見渡す限り麦畑の中で、長くイチゴ畑を営んだ亡友。お家は、見上げるばかりの大きな梁が組まれた旧家だった。ご主人に若くして先立たれた後、家を守り、子供を育て、よく頑張った一生だったと誉めてやりたい。

 仏前で、同窓会の写真についてや大川市議会の現状、すべてブログに残していることを報告したが、どう思っただろうか。

 このサイトに書かれたものは、一片の噓偽りもない。すべて事実ですと言ったが、そんなことを言う前に、天から見ている亡友には、お見通しだったに違いない。

もともと、私どもは、天の声に従って、このサイトをアップした。

天の声は、言った。―――大川市議会では、議員の勘違いが野放しになって、心ある市民が泣いている、このまま放置してはダメだ。―――と。

 私たちは、この声に従って真っすぐ進んで来た。これからも、損得勘定抜きで、真っすぐ進んで行きたいと思う。大川に風通しの良い品格ある市議会が再生し、泣いていた人たちに笑顔が戻るまで。

  【大川市議会の現状】

 大川市議会の現状は、これまで書いて来たように、ある議員は議員の本分を忘れて無責任・無神経・高慢になり、イレズミ暴力議員をバックに、信用金庫での「いつまで待たせるんだ。私は市会議員のMだ。」などといった恥知らずの言動を始め、議会でも市中でも、我が物顔の言いたい放題、

 イレズミ暴力議員は、議会での発言が気に食わないと議会事務局で暴力事件を起こすし、イレズミ暴力議員派は「後の仕返しがえすかやろうばん」「街宣車回ってくるばん」などと、圧力、脅しを平気で行い、議会は、公明党や、もと学校の先生まで、それらの暴力を守る側になり、その辞職勧告も可決できなかったというものです。 

 

  <低すぎる投票率>

 今回の市会議員選挙の投票率、50,42%。

市民の半分は無投票。あまりに低すぎます。

 これでは民意を汲んだとも、選挙の洗礼を本当に受けたとも言いにくい。

 後の半分が動けば、どうにでもなる。

 今度の市会議員選挙。

 前議員15人のうち、2人が辞退で13人が立候補。

 新人立候補が3人で、全部で立候補者16人。

 議席は14なので、16人の内2人しか落選しない。

 これでは、市民は投票に行く気にならない。

 市議選の結果は、新人2人が落選し、前議員13名は、全員当選であった。

 今回、M議員はじめ暴力擁護議員の得票数のダウンはともかくも、議会地図は変わらないまま。

 しかし、今の議会の現状をみんなが知っていて、このままではいけないと立ち上がって、投票率が大きく上がったらどうなる?

 今回の投票率50%が、仮に投票率80%になり、増えた投票が暴力反対側に回れば、どうなるか?私たちは試算をしてみた。

 試算の結果は下記の表のとおり。

 投票率80%試算では、暴力を許した議員のうち、M議員など2名が落選。

 その他の暴力擁護議員の大半は、残っても下位当選。影響力は削がれ、暴力議員の辞職勧告案は可決されざるを得ず、議会の正常化は一気に進み、議会の雰囲気は、大いに刷新される。

 投票に行かなかった人は、もう一度、考えてほしい。行けば議会は変わったことを。

 投票に行かなかった人こそ、発奮してほしい。

[投票率80%の場合の試算]

 有権者数 今回 27,317人
 投票率今回50.42%
→仮定80%
 投票者数 今回13,774人
→仮定21,853人
試算 氏 名各立候補者の
得票数の試算
1位龍 誠一2,014当選〇
2位西田 学1,933当選〇
3位永島幸夫1,913当選〇
4位 新人1,765当選
5位内藤栄治1,736当選〇
6位暴力擁護議員(公)1,648当選★
7位 新人1,484当選
8位元議長1,054当選
9位 新人1,047当選
10位暴力議員1,001当選
11位暴力擁護議員 938当選★
12位暴力擁護議員 876当選★
13位暴力擁護議員 827当選★
14位暴力擁護議員 787当選★
15位暴力擁護 M議員 771落選★
16位暴力擁護議員 749落選★
   古賀龍彦 出馬すれば
 (当選)〇
  吉川一寿 出馬すれば
 (当選)〇
表②

★は暴力議員辞職勧告案に反対した議員 

〇は暴力議員辞職勧告に賛成した議員

 上記は、仮定の試算であるが、興味深い結果である。

 これは試算だから、もとよりそのままの数字になるとも思わないが、市民は事情が分かっていれば、基本、暴力反対なので、当選順位は相当数入れ替わり、数字上では、暴力擁護議員は、M議員を始め2名の落選する。

今回の暴力擁護議員の当選は、低い投票率に救われたとも言える。

投票率を上げれば、議会刷新は可能。

投票率をあげよう!

【追記3】尊敬される議長に

さて、本日9:30より市議選後初の大川市臨時議会が招集されました。

 そして、平成5年度の市議会議長に遠藤博昭氏が選挙で選出されました。ここでは、このことについて考えてみましょう。

   【議長選挙結果】

      投票者数14 

    議長 遠藤博昭 10票

    次点 内藤栄治  4票

 

 今回の議長選出は、R2の暴力議員辞職勧告案採決時の投票状況を、ほとんど、そのままコピーした議長選出となりました。

 R2の辞職勧告投票は、その時の大川市議会記録にあるとおり、暴力擁護7対暴力反対6で、暴力議員に対する辞職勧告が否決されましたが、今回の議長投票の内訳も次の通りです。

   遠藤氏(暴力擁護)に投票された10票

=辞職勧告時の暴力擁護7票+当時の議長票1+辞職勧告該当議員票1+新人票1

   内藤氏に(暴力反対)投票された4票

=辞職勧告時の暴力反対6票のうちの4票 (当時の議員2名は出馬されなかったため議席なし)

 新人議員は、暴力擁護派に投票されたようです。

 公明党も元学校の先生も前回同様、今回、暴力擁護議員に投票しました。もちろん、M議員も同じ暴力擁護の仲間に一票を投じました。こうして、今後、議会は、かつて暴力擁護をした議長によって運営されていくことになりました。

 議長がどんな人であるかは、議会にとって重大な問題です。議長が不偏不党でなければならないのは、議会において議長の権限がとても大きいからです。

 分かりやすく書いてみましょう。

 例えば、令和2年の暴力議員辞職勧告議会の時、議長が議案提出議員の意見をスルーしたことがありました。

 このように、議長は、気に入らない意見や質問をスルーすることも出来るし、

 議長によっては、自分の考えとはと違った方向に議論が進もうとする時、「休憩!」を宣言してそれを阻止したり、

 自分の気に入った議員の発言であれば、議会で許されないような発言をしても中断や訂正をさせず、そのまま許して話させたり、

 真似されると困るので、ここではこれ以上書きませんが、まだまだたくさんの方法で、しようと思えば、思うまま右にも左にも、議事を進行させることが出来るのです。

 そんなことをされる議員側は、たまったものではありません。自分の意見はスルーされる、大事な意見を述べなければならない時に遮られる、変な意見は通される。

 市民に尊敬される公明正大な議長は、もちろんそんなことはしません。きちんとした誰もが納得する進行によって議論を戦わせ、賛成・反対の理由を吟味し、それを止揚して、これまで気づかなかった価値ある結論へと導いて行きます。それが議長の役目です。

 新議長には、自分を議長に投票してくれた暴力擁護議員の輪にあっても、それから外れ、それら暴力議員への忖度に汲々とすることなく、正々堂々、不偏不党の立場で、あるべき議長の役割を演じてほしいと思います。

 市民は暴力反対。一方、大半の議員も議長も暴力擁護では、市民は立つ瀬がありません。議員は市民の意見を代弁するのでは、なかったでしょうか。これでは心配になります。これが今の大川市議会です。

 私たちの目指すもの、それは、無責任、無神経、威圧、脅し、暴力などの無い、まっとうな議員による、まっとうな議会です。

 大川市議会を代表する議長・副議長、そして議員の方々、時が過ぎ去って全てが明るみに出た日に、市民に心から尊敬される議会人として、その名を残してほしい。

 

 これからも、私たちは、出来る限り、議員の方々の活動を注視し、折に触れ、議会の様子を市民のみなさんに分かるよう、広く報告していきたいと思っています。

第11回
【大川市議会の超有名人、この人は誰? 】

1.<大川市議会の超有名人、誰でも知っているこの人は誰?>

①その人は、議員の最古参、

今回で当選8回です。平成19年の選挙を除いて、議員を30年近くもやっています。

②それ以上に、誰でも知らない人がいないのは、この人が手、足、体中にイレズミを彫っていることです。

真夏にランニングシャツと短パン姿だったのを見た知人がいますから、本当です。

③その上、この人は、「時には入れ墨をちらつかせ、気が弱い方々に恐怖を与え」ます。

④さらに、この人は、とうとう平成27年に暴力事件を起こして暴力罪が確定し、前科が付きました。

暴力事件と言うのは、議会でこの人の意見に反対意見を述べた議員に対して、議会終了後、議会と同じフロアにある議会事務局での暴行を加えたのです。

⑤この暴行事件に対して、裁判が終了した令和2年に、6人の議員によって議員辞職勧告決議案が議会に提出されました。

 その時、この人の取り巻きの議員が、何とヤクザの子分のように「後の仕返しがえすかやろうばん」「街宣車回ってくるばん」と言って、辞職勧告を止めるように脅しを加えました。こんな低級な議員が大川にいる訳です。いったい誰なのか知りたいものです。議会議事録に記録されているので、すべて事実です。

 この議案は、取り巻き議員7名によって、7対6で否決され、暴力擁護の議会となりました。

⑥さらに、この議員の話になると、必ず出て来るのが、「この議員に難癖つけられて市役所の職員が自殺したげな、それも一人でなく、二人も。さらに一人は病気長期療養中げな。」という話です。

⑦市民は、それを聴いて驚き、それを半ば信じながら、恐ろしいので触らぬ神にタタリなしで、何もすることができません。この議員の影響は大きく、ヤクザの子分のように、脅しを加えてこの人を守ろうとする議員やM議員のような取巻きが出来ているので、議会での、この議員の影響は小さくありません。この人が大川市議会や、大川市民に暗い影を落としているということは否定できません。

 少し考えれば分かるように、今回の5月の議長選挙で、投票数14のうち、10対4で選ばれたのは、議員辞職勧告案でこの議員の暴力を擁護した10人のうちの一人、遠藤博昭議員です。

 同じく議員辞職勧告案でこの議員の暴力を擁護した公明党は、今回の議長選出でも彼らと同一行動をとり、総務委員会副委員長になりました。もと学校の先生も議員辞職勧告案で暴力擁護でしたが、今回、同一行動の後、副議長に選出されています。

この超有名議員の暴力を擁護した議員が、今回、議長、副議長になって、これから大川市議会の議事を進行していく訳です。

暴力を許容する市民はいません。

公明党も元学校の先生も、市民の代弁者なら、どう考えても、暴力反対に1票を投ずべきだったのです。しかし、この超有名人議員の力はそれほど抗しがたく大きく、大川市議会に覆っているということなのでしょう。暴力反対とは言えませんでした。

⑧市民は、この人については、めったなことでは口にはしませんが、知った者同士、裏では、ヒソヒソ話で、

「大川は議会にヤクザがいるから誰も選挙に出たがらん。」とか、「市議会にヤクザがいるから誰がなっても同じ。」とか、「ヤクザの市議会は大川の恥」と言っています。

⑨この超有名暴力イレズミ議員と、とても懇意と言われるM議員が同一行動をとり、こういった議会の間違った雰囲気の中から、彼をバックに勘違いをして、「私を誰だと思ってるの!」と、無責任・無神経で高慢な議員となるのは、当然と言えば当然だったのです。 

2.<投票率80%はこれまで何回もあった>

前回、投票率の低さをあげ、「投票率が80%になったら、」と書きましたが、読んだ人は「そんなこと無理だ」と思ったかも知れません。

無理では、ありません。平成までは、大川市会議員選挙で、投票率80%台は何度もありました。

今回を含めた直近9回の市会議員選挙を見てみましょう。

<過去の市会議員選挙の投票率>

 2023年(令和5)50.42%      

 2019年(平成31)59.28% 

 2015年(平成27)60.21% 

 2011年(平成23)68.81% 

 2007年(平成19)71.64% 

 2003年(平成15)76.71% 

 1999年(平成11)83.16% 

 1995年(平成7) 85.32%  

 1991年(平成386.64

直近過去9回を見てみましたが、平成にあって、そのうち3回も投票率が80%を超えています。投票率が80%が普通の時もあったのです。

やろうと思えば、できる筈です。そして、やろうと思えば、今の不健全な議会の現状を逆転できるのです。                          

 第12回に続く  2023.5.15更新

第12回 
これでいいのか、
 大川市議会委員会
委員長・副委員長
    メンバー

 議長とともに委員会の委員長・副委員長も決まりました。主要メンバーの顔触れを、令和2年9月18日大川市議会に提出された暴力議員に対する議員辞職勧告決議案の投票状況と合わせながら、見てみましょう。

職 名
氏 名
ーーー
当選回数
   
暴力議員辞職・賛成か反対か  今回、
議長を
誰に投票したか
議長に
決まる
遠藤博昭 3反対・
暴力擁護
暴力議員擁護本人  
副議長に決まる  古賀寿 典 3反対・
暴力擁護元先生
暴力擁護議員に

総務委員会委員長
に決まる
    
永島守 8当該議員
暴力擁護議員に
   
総務委員会副委員長に決まる 宮崎稔子 3
反対・   暴力擁護
公明・
最後の1票で決議案を否決
暴力擁護議員に
文教厚生委員会委員長に決まる  平木一朗  5反対・   暴力擁護  暴力擁護議員に
議会運営委員会委員長・文教厚生副委員長に決まる   筬島かおる 5反対・   暴力擁護
(率先して)

暴力擁護議員に
   
産業建設委員会 委員長に決まる   川野栄美子 7 採決時議長・勧告意見をスルーする
暴力擁護議員に
産業建設委員会
副委員長に決まる  
馬淵清博  3反対・   暴力擁護暴力擁護議員に
表③
  1. こうしてみれば、市議会の議長・副議長及び委員会の委員長・副委員長はすべて暴力議員辞職勧告決議案の時、暴力議員擁護に回った議員である。
  2. 暴力議員へ辞職勧告した4名の議員は、議長・副議長、委員長・副委員長になっていない。
  3. 暴力議員へ辞職勧告した内藤栄治議員は当選回数4期で、議長3期・副議長3期、総務委員会副委員長3期、産業建設委員会副委員長3期の議員より、当選回数が多いのに、無役である。
  4. 市議会議長が、市議会の進行を握っているように、各種委員長は委員会の進行を握る立場である。委員長職をすべて握ることは、すべての委員会も掌握することになります。
  5. 総務委員会委員長は、市の金の流れが最も早くわかるポスト。ここに暴力議員辞職勧告決議案における暴力議員が着きました。
  6. 常に暴力擁護側として、投票してきた公明議員と、もと学校の先生も、副委員長、副議長のポストを与えられました。
  7. 暴力議員とたいへん懇意で辞職勧告決議案の時、暴力議員を率先して擁護したM議員は、このたび自己の無責任・無神経・高慢な言動により議会の品位を失墜したにも関わらず、委員長と副委員長の2つのポストを与えられています。それも、一つは人の道を教える教育を担当する文教委員会ですから、その役職に自ら手を挙げる臆面のなさに、言う言葉もありません。
  8. 議長・副議長は投票で、委員長・副委員長は挙手で決まりますので、14人中10名の暴力擁護議員派がまとまるとすれば、すべてのポストは思いのままになります。
  9. 議会と同じように、委員会は委員長が、委員会の進行を行いますので、委員長は委員の発言を制止したり、許したり、委員会を休会したり、再開したり、大きな影響力を持っています。
  10. 見識を持った公正な議員が委員長などのポストに就けば問題ないのですが、ヤクザの子分のように「後の仕返しがえすかやろうばん」「街宣車回ってくるばん」と言って脅しを加えるような低級な議員が、かりにその論功行賞で議長・副議長、委員長・副委員長などのポストに就けば、暴力の陰に覆われた市議会、ひいては大川市の将来はいったいどうなるかと不安です。
  11. 仮に、ある人が議員の多数派を握り、さらに議会と委員会の議長と委員長を握れば、ある意味、その人は大川市の金庫を握ったようなものになります。
  12. 令和2年9月18日大川市議会に提出された暴力議員に対する議員辞職勧告決議案で、暴力議員擁護の立場をとった議員が、令和5年度の議会および議会委員会の議長・副議長、委員長・副委員長の全ポストについた大川市議会。
  13. これからは、大川市にとって「おおかわの駅」という大問題が待っています。
  14. 今のところ、暴力擁護議員派が「大川の駅」賛成、暴力反対議員派が「大川の駅」反対のようです。私たちはそれぞれの理由をよく知りたいと思います。
  15. 市民の命運を抱えるこの大問題を、大川市議会が徒党を組まず、私心を捨て、明日の大川市のために、緻密に、冷静に考察・判断して、よりよい結論を導いて行ってくれることを願っています。

 私たちに出来ることは何でしょうか?私たちの大川市議会を常に見守り、是は是、非は非と声を上げ、議会のあるがままの姿、議会の真実の姿を、一人、また一人と伝え、て行くことだと思います。

             第13回に続く    2023.5.28


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