第56回
武田良太氏落選と
大川市議会
<武田氏、落選!>
2024.10 衆議院選、福岡11区では、9月の市長選で、倉重元市長の応援に来た自民党の大物武田良太氏が落選した。
<武田良太氏とは
どんな議員?>
武田良太氏は連続7期当選、総務大臣、国家公安委員長を歴任し、将来の総理・幹事長候補と言われていたが、今回の裏金問題では、1926万円の裏金が認定され、その多さは裏金議員88名中、上から10番目。裏金とは、分かりやすく言えば脱税である。
<裏金&統一教会議員>
また統一教会との関連は深く、武田氏は、2017年、韓国で開催された旧統一教会の関連団体、世界平和国会議員連合(IAPP)の総会で、韓鶴子総裁から「国家復帰指令」を受任した。
これは、統一教会を各国の宗教にするという指令であって、武田氏は、日本の宗教を国教として統一教会にするという指令を拝命していた訳である。
<裏金や統一教会だけではない武田良太氏のもう一つの敗因>
盤石と言われた武田良太氏の
落選もう一つの敗因は、武田良
太氏を破った新人、村上智信氏
が、何を訴え続けて当選したか
を知ればわかる。
村上氏が、選挙戦で、
一貫して訴え続けたものは、
「第11区内の自治体で不透明な
行政運営が行われている」こと
であり、「クリーンな政治、わ
かりやすい政治の実現」であっ
た。
<11区における不透明な行政運営とは?>
その舞台は、
11区の福岡県大任町
その中心人物は、今や全国にその名を知られるようになった問題町長、永原譲二氏。
武田良太氏の選対本部長を長く務め、武田氏とは「兄弟同様の関係」と永原氏自身が自ら言うような密接な関係である。
<大任町の不透明な行政
運営と永原譲二町長>
永原譲二町長がどんな人物であり、その不透明な行政運営がどんなものであったかは、ほんの一部だが、以下のようなメディアの報道を見ればわかる。
1.特殊警棒で町職員を脅迫し書類
送検 (福岡放送 2022.2.4)
2.町長が「殺すぞ」と住民を威嚇
福岡県のとある町の「危険な黒
歴史」(講談社 現代ビジネス
2022.2.17)
3.入札結果を1年8カ月公表せず
違法状態の福岡・大任町
(読売新聞2022.6.10)
4.のどかな町の町長は“独裁者”?
一般質問“6年半”も行われず
問われる議会のあり方
(テレビ西日本 2023.3.10)
5.「怖いというか」大任町の“
強すぎる町長“
(西日本新聞2023.6.10)
永原町長
やりたい放題の大任町
田川市郡8市町村には、近年、共同利用する広域ごみ処理施設などの建設問題があった。
それを請け負っているのが、永原町長の大任町だ。
しかし、工事に関わる公文書、見積書を初め入札結果などほとんどが大任町以外の7市町村には共有されなかった。
建設委託の自治体4つの市と町
の議員が永原町長に開示を求め
たが、回答は、すべて「黒塗
り」か、「非開示」「不存在」
であった。
ジャーナリストが
情報公開請求
2021.6.14 あるジャーナリストが、大任町に情報公開請求をした。
すると、【武田良太議員の秘書から電話が】
翌日の6.15、そのジャーナリストの携帯の着信音が鳴った。旧知の武田良太議員の秘書からである。
情報公開請求を
取り下げるよう圧力
をかける武田氏側
武田氏秘書は言った。「情
報公開請求は、なかったこ
とにしてほしい。」
昨日の今日、いったい誰から、情報開示請求のことを聞いたのか。
それにしても、衆議院議員が
情報公開請求を「なかったこと
にするように」と電話をかけて
くるとは!
そして、してはならない行政
の不透明なやり方に加担をする
とは!
大任町が情報漏えい
情報開示請求のことを知って
いるのは、担当係員と町長だけ
担当係員か町長が武田氏側に
漏らしたとしか考えられない。
西日本新聞が武田氏側に尋ね
たところ、武田氏の名前で「本
件について一切関与しておりま
せん。」と回答。
武田氏秘書も取材に「覚えて
いない。」と回答。
大任町は、「漏えいの内容が不明のため、回答できない。」と回答。
「覚えていない」と言っても、録音に残っている。
許されない回答である。
請求先である大任町から情報
が漏えいされれば、個人情報保
護制度違反、
そして、衆議院議員に情報開示を取り下げるよう依頼したとすれば、依頼する方もされる方も、政治家としてあるまじき行為である。
<事実は残る>
情報漏えいをして、請求を取り下げるよう依頼したのは、町長か、担当係員か。
そして、それを受けて情報公開請求を取り下げるよう圧力をかけた武田氏側。
いくら否定しようとしても、
その事実は残る!
それは、田川市郡の人々に,ダークな大任町町長と武田氏の不透明な関係を強く印象付けた。
武田良太氏と永原町長
二人のことを人々は
忘れなかった
田川市郡の人々は、武田良太氏と永原町長の疑惑に満ちた関係を忘れなかった。
こうして、武田良太氏は、今回の衆議院選を迎えた。
武田氏に対する
新人候補の訴えは?
対抗馬の新人、村上氏は、選挙戦中、一貫してこう訴えた。
村上氏
「田川市郡、公共工事にしても
そのお金の使い道を公開しない。やましいことがなければ明
らかにすればいい。どうして隠
すんだ!」
そして衆議院選、
武田氏と永原町長を
許さなかった市民
11区の人々は、不透明な行政運営をするダークな永原町長と、その彼が長く選対本部長をして来た兄弟のような関係の武田氏、情報公開請求に圧力をかけて永原町長を守ろうとした武田氏を、許さなかった。
武田氏は負け、
新人は勝った!
こうして、武田氏は落選した。
「クリーンな政治、わかりやすい政治の実現」という旗の前に敗れた。
不透明な政治運営
の大川、市と市議会
落選した元倉重市長は、市民に納得できる説明をせず、「大川の駅」を進めて来た。
それを質問もせず許してきたのは、議会多数派であった。
市民の眼から隠れて、やりた
い放題であった大川市議会多数
派、それを牛耳って主導して来
た永島守議員。
それは、まさに不透明な政治
運営そのものであった。
大任町の永原譲二町長と
よく似ている大川市の
永島守議員。
永島守議員と永原譲二町長の共通項を挙げてみよう。
①ヤクザめいた政治手法と政治
姿勢
②議会を牛耳って、ほしいまま
にする
③市長や衆議院議員などの政治
家と蔭で深く繋がる
④それが明らかになったことに
より、応援した立候補者が落
選した。
⑤どちらも、全国的にダークな
知名度が広がった
似ているばかりでなく、二人は、次のように、倉重元市長の応援に来た武田良太氏を通してのダークなつながりもある。
永島守議員=倉重元市長ー
鳩山二郎議員ー武田良太元議員
=永原譲二町長
市長選で、永島守議員は、倉
重元市長を応援した。不透明な
政治運営の中で二人は、一心同体であっ たから。
衆議院選で、永原町長が長く
武田良太氏を選対本部長として
応援したように。
さて、大川市長選では、永島議員のこれまでのダークさが市民の知るところとなった。
そして結果は、
ダークな永島守議員が
応援した倉重元市長は
敗れた。
ダークな永原町長が
応援した武田良太氏が
敗れたように。
二人ともある意味で、
その応援ゆえに、
破れたとも言える。
政治家のダークな政治姿勢は許されない時代
大川市長選と、衆議院選。大川市と福岡県第11区。
二つの選挙で、ハッキリとし
たもの。それは、ダークな政治
を市民は許さないと言うことで
ある。
<市民は目覚めた>
市民は、もはや眠ってはいない。白日の下にさらされたダークな勢力は、陰に隠れてこれまでのように隠微に好き勝手できない時代が来た。
市民が見ている。
ダークな勢力は、これから生き
延びることはできない。
大川市の次の審判は、2年後の大川市議選である。
12月議会がすぐ始まる
新市長が登場する!
これを期に、議員も新しい気
持ちになって、新しいスタイル
で登場してはどうか。
好ましからざる人物の下で、
好ましからざる人物の顔色をう
かがいながら、びくびくと後ろ
暗い道を歩くのは、 空しくない
か。
本当に市民に顔を向けた、天
に恥じない名誉ある道を進んで
はどうか。
このいい機会を失しては、
議員として、人として、終生、
不名誉な道を進むことになる。
新しい12月議会で、誰がどう
いう発言をするか、みんなで注
視しよう!
まだクリーンな政治を踏みに
じろうとする議員がいるなら、
それは誰か、よく見よう!
大川市議会には、市議として
常に市民の立場に立って、ここ
まで戦って来た四名の本物の議
員がいる。
永島幸夫氏
内藤栄治氏
西田学氏
龍誠一氏
の各氏である。
大川市議会の歴史に、燦然と
輝くそれらの方々には、その信
念と行動に心からの賛辞と感謝
を捧げたい。
第57回につづく 2024.11.18
第55回
白日のもとに晒され全国に知れ渡った、異常な大川市
議会・ボス政治
えとうさん、
「アベプラ」出演で、語る!
2024.10.8(火)21:00~
えとうさんが、「アベプラ」に出演した。
「アベプラ」タイトルは、
「77歳が市長当選。
政治家に年齢制限ナシ?
出馬の理由
&見据える政治と町づくり」で、討論。
MC 田村 淳(タレント)
進行 仁科健吾(テレ朝 アナ)
参加 安部敏樹・リディラバ代表 安野貴博(AIエンジニア・起業家) 山崎怜奈(元乃木坂46メンバー)
・・・・・・・・・・・・・・・・ 近藤将勝(データマックス記者) えとう義行(大川市長当選)
1.えとうさんの
出馬の理由は、
「大川の駅」と
「ボス政治」
えとうさんが、出馬の理由を語った。
【出馬した理由】
(1)巨大事業
「私は、これまで鳩山二郎先生、倉重市長と応援して来ました。
しかし、突然に出て来た『大川の駅』事業が100億円以上もかかりそうだと聞いて驚きました。
大川の財政レベルでは、誰が考えても10億程度までが範囲内だったからです。どうしてこんなことになったのか。」
(2)異常な市議会
「市は、この事業について、ハッキリと住民に説明して来なかったし、議会で質問しても答えて来なかった。
そうして、市議会が、10対4の多数派で、市民の声も聞かずに、「大川の駅」をここまで通して来たのです。
聞いてみれば、1人の親分、望ましくない人物が議会を牛耳っていて、親分を除く9人のうち、6人は自分の意思で動いているのではないという、異常な議会でした。」
(3)市長に見直しを 求めたが
「こんなでたらめなことをしている。これは何とかしなければならない。
私は市長に話に行きました。(おかしな手を使う者がいるなら、)戦え、と1時間かけて見直しを求めました。しかし、ダメでした。」
(4)出馬する人が
誰もいない
「それなら誰かが、9月の市長選に立候補して、この<採算が取れない><負の遺産を残す>巨大事業にマッタをかけなければ、大川はダメになる。
そう思った私は、若手擁立を企図しましたが、最終的には立候補まで行きませんでした。やはり、1人の人間によって議会が動かされているということが、ネックだったのです。」
「誰も出馬しないということになると、今後の大川はどうなる?そう思っても、私は最初から年齢もあって、自分は絶対出馬しないと決めていました。
それで、7月一杯迄、誰かが立候補をしてくれるかも知れない、この難局を引き受けてくれる人が現れるかも知れないと待ちました。」
(5)苦渋の決断
市長選は9月。しかし、誰も立候補してくれませんでした。
もう、間に合わない。誰も立候補してくれないなら、えとうさん、あなたが立候補してくれ、と周囲の人が何度も頼みに来ました。
そうは言っても、家族も絶対反対です。やむを得ず、立候補を決めたのは、8月2日、苦渋の決断でした。」
2.大川の異常な議会・ボス政治をどう思ったか参加者の中から三人に語って貰おう。
①タレントの田村淳
【大川市を牛耳っている
あやつっている人は、
今、どう思っている?】
「大川市を牛耳っている、あやつっている人は、今、どう思っているか、取材出来ているんですかね。
大川市が、牛耳っている人に屈してじゃないと議会運営が出来ないという町になって行った中で、えとうさんぐらいの年齢でなければ戦えなかったのではないかと考えるんですけど、どうでしょうか。
今回、ちゃんと市民の声が拾われて代表として選ばれるということを見ると、やっぱり政治家は、年齢じゃないのかも知れないと思います。」
②リディラバ代表
若手論客
安部俊樹さん
【ボス政治の議会の話が
公になって、だんだん
検証されていけば、】
「変わらないと思ったから出なかった若手も、大川市の首長と議会の関係が変わったから、えとうさんの流れに乗っかって、みんなでやろうぜという話になるので、これから大川市は、すごく変わると思いますよ。
利権の匂いがする中で、上の世代の方が、異常な市議会を1回リセットした後に、若い方たちが育って行って、そこから未来が作られて行くと言うのは、理想的な形かなと思います。
ボス政治の議会の話が、公になって、だんだん検証されていけば、ふつうに考えて<これまでの議会は変だったね>ということになってくる可能性が高そうなんで、
そうなって来ると、それに乗っかって、市議やりますよ、と手を挙げる立候補者を、多分かなり出すことも出来るんで、
えとうさんは、カードを持ちやすい状況に、今あるかと思いますよ。」
③データマックス記者
近藤将勝さん
【確かにボスがいる】
「ある議員と行政の執行部が繋がっているという部分があって、若い人たちも出にくい環境があるんです。
でも改革をしなければということで、えとうさんが出馬されたと思うんですが、
議会で当選回数が一番多い人が、行政や議員に威圧的な言動をとり、市民に対しても同じで、
その議員の出ている地区の住民の方たちも、なかなかモノが言えないと言う空気が漂っているんです。ボス政治が成り立っています。」
3.えとうさん、
今後への思いを語る
「<大川の駅>は、いったん白紙にしたいと思います。しかし、問題は、ここまで「大川の駅」を市長と共に進めて来た市議会です。
大川市議会は、一人の親分の言葉に、議員も市長も言いなり、どんなことでも多数派で可決してきた異常な議会です。
私はマニフェストにも子供支援策を初め、いろいろと書いていますが、今後、ガラス張りの政治を行い、異常な議会を正常化し、地場産業を活性化して、若い人たちが住みやすい街づくりをして行きたいと思っています。」
これから変わる
ボス政治
こうして、異常な大川市議会、そのボス政治を操っている一人の議員が、今回、メディアを通して全国にハッキリと登場した。
地元メディアの政治記者もその存在と影響について断言した。
これまで黒いベールに包まれていたボス政治は最早、白日のもとに晒され、全国に知れ渡った。
後は、若手論客・安部氏の言う通り、遅かれ早かれ、新しい議員が増え、近い日のボスの凋落を待つばかりである。
(追記)一枚の
黒刷りのチラシ
選挙運動期間中であったか、一枚の黒刷りのチラシが市内に配布された。
「その黒いリーダー〇島〇議員とは?」という、議会を操っている議員に関する批判的チラシである。
手元にも1枚あるが、ここに書かれた内容は、ほぼ間違っていなく、事実である。
しかも、これは、「公共の利害に関する」ものであり、「その目的が、もっぱら公益を図ることにある」ため、違法性のない正当な「批判」として認定されるものである。
つまり、このチラシは、名誉棄損とは無縁のものである。
(刑法230条の2第1項)
市民は、議会をあやつっている一人の議員が、税金の使い道をいいように決めるのを許してはならない。他の9人が、この議員の言いなりになるようなボス議会を許してはならない。
市民の中には、今や、全国に知られるようになった大川市の異常な議会について、まだ知らない人も多いようだ。
SNSにも一時、出ていたが、「このチラシを持っている人は、志あるなら、1人5枚コピーして、まだ知らない人に配るとよい」という意見に賛成だ。
市政改革運動は、今、第1段階が終わったばかりであり、異常な議会に君臨する議員について書かれた、この黒いチラシの内容を、もっともっと、多くの人が知る必要がある。
第56回に続く 2024.10.13
第54回
大川市長選
えとうさん当選!
おめでとう!
R6.9.29(日)大川市長選が行われた。
【開票結果】
江藤義行、無所属・新。当選。8380票。
倉重良一、無所属・現。落選。7801票。
今、この数字を見ながら、
つくづく思い出すことがある。
それは、今年6月議会でのことである。
平木一朗議員が「大川の駅」反対署名運動の書類を手にしながら、こう言った。
「これは<怪文書>、市民のみなさん、こんなものを貰ったら、すぐ警察に持って行って下さい。」
そして、続けてこう言った。
「この怪文書には、賛同者として、ここにおられる4名の議員の名前も載っていますが、そんなに反対、反対と言うなら、9月の市長選に勇気を持って、立候補したらどうですか。」
(どうせ立候補する勇気もないくせに。)
それを聞いた時、人をとても馬鹿にした、こんな失礼な言い方はないと思った。
平木議員は、こんな無礼で高慢な言葉が、倉重落選の理由の一つになったことを分かっているだろうか?
今になって、自分が言ったこの言葉を後悔しているだろうか?
ある倉重派
大野島在住
倫理法人会会長
武下浩紹氏の敗戦の弁
SNSに、「敗戦の弁」として、こんな投稿があった。
・・・・・・・・・・・・・・
負けた。こんな理不尽があるのか。高齢化社会とは、こんな悲劇を生むのか。いや、高齢化社会を利用したこんな汚い手があるのか。目先の不安を煽った方が数をとる選挙、人格否定の誹謗中傷がまかり通る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この人は、ひどい高齢者差別の上、とても勘違いをしているようなので、今後のために、少し取り上げておこう。
①この人は、
「大川の駅」が、どんなに問題が多い事業であるか知らないようだ。
この事業には、多くの人がその問題を指摘する。
〇ある土木事業者:「こんなにお金はかからない筈だ。大川はどうかしとる」
〇他市のある建設業者:「大川の駅」事業費、みんな他の市は笑いよる。
〇ある学識経験者:大野島のようなところに作ること自体が問題だ。
〇ある地方自治体議員:大川市の「総務省決算状況カード」を見ると、「大川の駅」はムリ。
市民はみんな思っている。
〇いつ、どこで、どんな理由で、場所が「大野島」になったか、説明できないのは、おかしい。
〇財政状況が悪い中、「大川の駅」事業の総事業費は莫大な上に、数字はくるくる変って、質問しても、市の答弁は、「分かりません」ばかりなのは、おかしい。
〇採算性も、しっかり示されないままで、将来の見通しもないのは、おかしい。
この事業計画は、危うい計画だと市民は知っています。武下さんは、議会の傍聴をしていなく、資料を見て考えることもなかったから、分からないのでしょう。高齢の人に失礼です。
②この人は、
ある議員が市議会を私物化しているのを知らないようだ。
ある議員とは、体中にイレズミをし、暴力事件で立件されたことのある議員です。
この議員は、過去2人の人(うち1人は市職員)を自殺に追い詰め、1人の市職員を退職に、1人の市職員を休職に追いやった議員です。
自殺された市職員の方は、土木課職員であった。広島大学を出て、広島銀行に勤めてあったその人は、長男だからと言うご両親の願いで大川に戻られ、大川市役所に勤めて長くもない24歳で、イレズミ議員に追い詰められて自殺されたと言います。
ここで、この方が、土木課職員であったと言うことがポイントです。
何しろ、朝、出勤すると、市役所玄関に毎朝、イレズミ一派が立って待っていて、ああだ、こうだと難癖をつける、取り囲んで、ああしろ、こうしろ、と言う。出来ないと言えば、何故できないか、どうして出来ないかと攻め立てていた、と聞きます。
どうすることも出来ず、自殺された真面目な学究肌の市職員の方の苦しみ。ご両親の嘆き。武下さんに子供さんがおられるなら、わかるでしょう。
同時期にもう一人の土木課の若い職員も退職しました。同じく耐えられなかったからです。入札落札の利害のために、こういうことをして職員を苦しめ、一生を台無しにして来たのがこのイレズミ議員なのです。
これは、人として、議員として許されることでしょうか?
また、この議員は、反省もなく、現在も、この一派の議員によって、どれほど大川市議会が異常な状態になっているか、ご存じでしょうか。
「大川の駅」は多くの入札と落札の飛び交う事業です。
この「大川の駅」は、イレズミ暴力議員一派によって、「仕返しが恐くないのか。」「街宣車が回って来るぞ。」と脅し、脅されて議会が進められ、ここまで進んで来ました。
議長ですらも、不偏不党の立場を忘れ、片方に偏った采配でイレズミ議員に加担し、市民の意思は置いてきぼりにされて来ました。
武下さんは、脅迫、強要、圧力を背景にした、こんな議員たちによってここまで来たのが「大川の駅」だと、ご存じでしたか?市民はみんなイヤがっています。高齢者だけではありません。
③この人は、
倉重前市長がその人と気脈を通じて進めていたという疑惑を知らないようだ。
この人は、あるイレズミ暴力議員が、議員をがんじがらめにして多数派を作っていること、また、「大川の駅」を進めたい一心の市長と密かに気脈を通じ、「大川の駅」で、市民の税金を食い物にしているとの濃厚な疑惑を知らないようだ。
「大川の駅」地盤工事は、R6、5月17日、最低価格3億2000万で、5社が入札しました。
そして、5者同額によりくじによる抽選で、江頭建設が落札しました。この江頭建設は、社員2名のペーパー・カンパニーです。自社で工事は出来る筈もなく、江上建設に丸投げ下請けに出したそうです。
すでに、この段階だけでも、市民は市の対応に疑問を持っています。
江頭建設は、問題のイレズミ暴力議員の足元、大野島の会社です。ふだんは事務所の扉も締まっているような小さな会社が、こうして受注した3億2000万の工事、その抽選決定に濃厚な疑惑が集まっています。
時は下って、R6、9月議会。
この地盤工事の工事方法変更が明らかとなりました。
内藤栄治議員が、この工事方法変更による工事金額の変更について、どのようになっているか、質問しました。
市の甲斐主幹が答えました。
「金額は下がることは分かっていますが、いくら下がるか、今はわかりません。」
内藤議員が、「もう工事が始まると言うのに、分からんと言うことはないでしょうが。」と言いました。
総務課長が助け舟を出し、関係ない意味不明の発言をしました。
どうしようもなく、甲斐委員が、資料を持って来させて答えました。
「2000万円、下がります。」
傍聴している人は思いました。
(さっき、分からないと言って答えなかったくせに、分かっているじゃないか。分かっているならわかっていると、初めからハッキリそう言えよ。尋ねなかったら、そのままにするつもりか。)
内藤議員が言いました。
「2000万円の減額処理、必ずして下さい。あとで、情報公開で確かめますからね。」
市の倉重市長以下、副市長2名他市幹部一同、何の言葉もなくシーンと静まり返りました。
初め、言いたくなかった2000万。この2000万は内藤議員の指摘が無ければ、どこへ行くお金だったのか、大きな疑惑が持たれています。
契約金額と支払金額が3億2000万でピタリと合って、帳簿上、うわべは何の問題もなくツジツマが合っている中で、指摘されなかったらそのままだった、2000万。
市が言いたくなかった2000万。この2000万は大野島に流れる筈のものでは、なかったか。暗躍する大野島。
この件についてのイレズミ議員派の質問は、全くありません。
前市長は、イレズミ暴力議員と気脈を通じているとの大きな疑惑が市民の間で囁かれています。
イレズミ議員の公共事業食い物については、さる建築業者によれば、「これまで相当、腹太らしているから、今頃「大川の駅」が中止になっても、こたえんめ。」と言われています。こんな「大川の駅」であること、ご存じないのでしょうか。
武下浩紹さん、よく読んで、もう一度考えて下さい。市民は苦しんでいます。泣いています。あなたにも、分かってほしいのです。市のズタズタになった現状を。
ただ、あなたが、以上のことを全て分かった上で、先の「敗戦の弁」を書かれたのなら、あなたもイレズミ暴力議員と同じく金権にたかる、同じ穴のムジナと見られても仕方ないでしょう。
何をか、いわんや、です。
この「敗戦の弁」は、いかなる意味においても、天下に失礼で、天下に悪影響です。
市民はまっさらな心で市の健全な発展を願って1票を投じたのです。
それを素直に感じて頂きたい。
天があなたを見ているでしょう。あなたが全てを知った上での同じ穴のムジナなら、出来るだけ早く、ふつうの正しい道に戻るか、でなければ天に恥じて、「倫理」という言葉を会の名から、外して頂きたいものです。
新市長に望むこと
江藤さんは、市長になって「ガラスばりの市政にする」と言われています。
1.「大川の駅」の場所が、なぜ大野島になったか、「特別調査委員会」を立てて明らかにして下さい。
2.「大川の駅」入札・落札、工事金額を全部、再確認し、その決定の経緯、関わった人、金額、金銭の流れを点検し、不正がなかったか、「特別調査委員会」を立てて、明らかにして下さい。
3.損害賠償をして下さい。
市の支出は、全部市民の税金です。そこに不正な支出があった場合、もしくは判断に過失があった場合、前市長に必ず損害賠償請求をして下さい。うやむやでは、疑惑の流れは、今後も生き続けます。
4.市役所に、「パワハラ対策室」を作って下さい。
これまで、議員のパワハラが多くの悲劇を生んできました。今後、議員の市職員に対するパワハラ、パワハラに基づいた不正が、絶対、起きないような体制を作って下さい。
5.議会事務局長は更迭して下さい。
この方は、市職員でありながら、イレズミ一派と一体の議長の偏向采配を是正せず、むしろ協力するだけでした。これは市民に取ってよくないことで、誰のための市議会かと、市民は不快に思っています。出来るところから議会を刷新して下さい。
6.インターネット議会の録画放映までの日数を速めて下さい。
大川市だけ、あまりにもかかり過ぎです。即日放映の市もあります。柳川市はじめ近隣他市は、少なくとも3~4日で録画放映がされるのに、大川市だけが20日以上かかるのは何故でしょうか。市民に議会を見せたくないからのようにしか思えません。誰の責任で、なぜ、こうしているのかを明らかにし、善処して下さい。市民は議会を見つめています。
市民は、江藤さんの当選を心から喜んでいます。
江藤さん、大川市に清新な風を吹かせて下さい。
江藤さん、当選おめでとうございます。
第55回につづく 2024.10.5
第53回
イレズミ暴力議員
「大川の駅」を
食い物に。
市と結託して、
「大川の駅」の甘い汁を吸うイレズミ暴力議員を許すな
<「大川の駅」の闇を
推し進める人たち②>
【イレズミ暴力議員一派】
ここでは、大川市を支配するイレズミ暴力議員一派の中心人物、永島守議員に光を当ててみよう。
永島守議員
(1)この議員は、前科一犯
この議員は、過去に暴力事件を起こして、すでに前科一犯です。暴力事件のあらましは次の通りです。
平成27年6月15日議会終了後
場所:議会事務局内
永島守議員は自分の提出した議案に反対意見を述べた龍誠一議員に対して暴力事件を起こしました。
刑事裁判判決:
暴行罪罰金10万円
民事裁判判決:
賠償金57万円余
これを受けて、令和2年3月議会で、暴力議員に対して議員辞職勧告決議案が提出されました。
[議会採決の結果]
賛成
(暴力議員に辞職を求める)6票
反対
(暴力議員に辞職を求めない)7票
1票差で、
暴力を議会から追放
できませんでした。
永島守議員側に立って、辞職反対の意見を述べたのは、平木一朗、遠藤博昭、筬島かおる議員でした。
この3人は、この後、3人とも議長、副議長になりました。
永島守議員側に立って、辞職反対の投票をしたのは、
平木一朗
遠藤博昭
筬島かおる
宮﨑貴仁
宮﨑稔子(公明)
馬淵清博
古賀寿典
以上7名の議員でした。
これらの議員は、現在、全員が「大川の駅」、無条件賛成です。
こうして、暴力議員の議員辞職は、大川市議会で拒否されました。大川で暴力は許されると公に宣言したのと同じです。
大川市議会は、暴力を許さない、民主的な議会になろうとする大切な機会を失ったまま、今日まで来てしまいました。
(2)体中にイレズミ
この議員は、体中にイレズミを入れています。時にシャツをめくってそれを見せ、「市長選で、えとうに投票したら、ばれるぞ。」と言って回っているそうです。
この議員は、前の市議選でもそんなことを言っていましたが、「選挙人の自由な意思」を侵す行為は、公職選挙法第225条の「選挙の自由妨害罪」に当たります。
それがハッキリすれば、逮捕です。
誰に投票したか、分かることは絶対ありません。憲法に「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。」と書かれているのは、この投票自由の原則を保障するものです。
デマを飛ばし、強要して投票を左右しようとするような卑劣な議員。
市長選で、そのイレズミ暴力議員が応援するのは、「大川の駅」推進の現大川市長です。
デマと強要に信義はありません。
このイレズミ暴力議員と現市長との蜜月関係によって、「大川の駅」がどれほど闇におおわれていることでしょうか。
(3)2人の人が自殺
この議員によって、これまで2人の人が自殺に追い込まれ、1人の人が、病気療養のため休職中と聞きます。
自殺した一人の人は、市職員でまだ24歳だったそうです。
イレズミ暴力議員から、市役所であれこれ難癖をつけられ続け、とうとう、うつ病になって自殺されたと言うことです。
ご両親が悲しんで、悲しんで、嘆かれ続けたそうです。
自殺した、もう一人の人は、小学校の先生だったそうです。
あるダンス会場でその方が「踊りましょうか?」と声をかけ、踊った相手が、イレズミ暴力議員の嫁でした。
それで、「お前、おれの嫁にーー。」と、毎日毎日、脅迫電話があり、それを苦にしてうつ病のようになって自殺されたそうです。
2人も死に追いつめた人、人は他者に喜びを与えてこそ、人生の喜びも意味もあるものを。
このような人が反省もなく議員でいるのなら、市民は少し考えなければなりません。そうして、議会をもっと注視し、立ち上らなければなりません。
このような人が応援する現市長が再び当選でもすれば、イレズミ暴力議員と市長はがっちりと手を組んで、大川は裏では脅迫、強要が支配する街、不正がさらに広がって、将来は暗いことでしょう。
大川市は、このような議員と決別し、新しい大川市長のもとで、真っすぐな明るい街を作らねばなりません。
(4)仕返しが
恐くないのか
この議員は、イレズミと暴力を背景に、議会で配下の議員に、裏で「仕返しが恐くないのか」「街宣車が回って来るぞ」と言わせて、他の議員に圧力を加え、議会で横暴を極めています。
こういう強要罪、もしくは強要未遂罪相当の行為が、議会内で頻繁にあっていること自体が弁論の場にあって、言語に絶する不健全さです。
市民は、このことをよく知り
こう言った議員集団と
決別しなければなりません。
(5)合併問題が
ふいになった理由
隣町との合併問題の時、大川市からの代表委員はこの議員でした。
隣町の委員の方々は、合併会議の時、この議員の資質を見抜きました。
「ああいう人が議会にいるなら、とても合併など出来ない。」こうして、合併の話が立ち消えになったと言われています。
合併による国からの恩恵は大きかったのですが、こうして大川市はどことも合併できず、その恩恵を得られませんでした。
一方で、大川市との合併を避けた隣町は、賢明だったかも知れません。イレズミ暴力議員による、理不尽非道なことを未然に防げた訳ですから。
イレズミ暴力議員が大川市にもたらすマイナスは、いたるところにあり、市民はそれを、まず知らねばなりません。
(6)差額2000万円は
どこに
この議員は、「大川の駅」地盤工事入札で、初め高値に入札させ後で工法変更し減額した差額2000万円を市と結託して、ふところに入れようとした疑いが持たれています。(第52回で詳述)
これが成功していたら、紛れもない反社会的行為で、警察案件です。
(7)多くの黒い
金員疑惑が
すでに取得済みの「大川の駅」用地買収に関しても同様です。
入札に関する類似の手口で、多くの金員を得たはずという建設関係者から情報も届いています。
こういう市民の税金を秘密裏に悪どく得た金銭で、仮に配下の議員への多数派工作がなされていたのなら二重悪で、市民は、全く許せません。
(8)「反対署名」
漏洩は刑事事件
この議員は、市と結託して、「反対署名」から、ある部分を情報として受け取り、その署名者を訪れ、「なぜ署名なんかするか!」と脅迫した疑いを持たれています。
市は署名をイレズミ暴力議員に漏洩した疑いがあります。
今、市の守秘義務違反と共に、責任問題を追及中ですが、ハッキリなれば刑事事件です。
(9)自派議員を
がんじがらめに
このイレズミ暴力議員は、
一貫して「大川の駅」に賛成しています。
この議員の配下の議員も、もちろん全員、徹頭徹尾、「大川の駅」賛成です。
市民が分からない、分からないと言っているのに、これらの議員は、議会で質問の一つもして来ませんでした。毎回、質問したのは、良識派の4人の議員だけです。
イレズミ暴力議員配下の議員の中には、よほど悪どい人以外は、怖くていやいや同調している議員もいることでしょう。
しかし、総数14名の議会で、イレズミ暴力議員のもとに、10名も集まって多数派を形成し、ボスのイレズミ暴力議員から、議長や、議会運営委員長などのポストをエサに、次は、あんたがやれ、ここは、あんたがやれなどと、論功行賞としてポストを貰った議員は、どんなことでも言うことをきかない訳は行かないでしょう。
ポストとは別に、集団に入っていれば、脅迫や強要からも逃れられます。
死に追い詰められるほど難癖つけられる心配もありません。
しかし、このグループに入ったら、よほどの人でなければ、抜けることは出来ません。
議員は、いつもボスのいうとおり、賛成・反対をしなければなりません。採決前には、小声で、「わかっとろうもん」と言われます。
もし、言うことを聞かなかったら?毎日、うつ病になるほどすさまじい脅迫の電話がかかって来るでしょう。
ちょっと考えれば誰でも無理と分かる「大川の駅」を10名の議員が一丸となって賛成しているのは、裏でイレズミ暴力議員から、がんじがらめにされているからです。
イレズミ暴力議員が、イレズミと暴力とポストをチラつかせながら集めたグループ議員。そこに、地方自治の美しい理想はなく、市民への温かな信義も愛もありません。
「大川の駅」賛成というのも、最終的には、イレズミ暴力議員の利益を守るためだけに集約され、あるのは、それに基づく、それぞれの議員の保身だけしかありません。
これらの議員は、市民の代表でも何でもありません。市民が分からない、分からないと言っているのに、議会で質問の一つもしなかったのが、その証拠です
それにしても、恐怖でまとめなければならないような集団に優れた価値ある集団は無く、くびきが取れれば、やがては瓦解する不健全な集団です。
そのような不健全な集団は、市民の代表とは言えません。
このグループの議員は、以下の10人です。
永島 守(大野島)Boss
平木一朗(榎津)
川野栄美子(鐘ヶ江)
遠藤 博昭(三丸)
宮﨑 貴仁(榎津)
宮﨑 稔子(大橋)
古賀 寿典(道海島)
馬渕 清博(郷原)
永尾 学(下青木)
筬島かおる(向島)
中でも一の子分は、「反対署名書類」を<怪文書>と言った、あの平木一朗議員でしょう。市民が汗水流して集めたその心も思いやることの出来ない人。その言動をよく見れば、納得行きます。
次回の市議選では、しがらみのない誠実で清新な人に交代して頂きましょう。
(10)
ポスト配分で
議長、
言うこと聞け。
ボスによって、議長にさせて貰った議長は、今は遠藤議員です。
この議長は、不信任議案を提出されるほど反・不偏不党、反・公平無私の議会運営をして、あるべき議会の品位を失墜させています。
議会における議長の役割は大きく、大川市議会は、遠藤議長就任以来、どんどん偏向したものになってしまいました。
議会は、イレズミ暴力議員の思うがままでした。イレズミ暴力議員の指示があっているからです。
偏向采配のひどさに、数人の良識的な議員から「議長不信任案」が出されました。
しかし、イレズミ暴力議員の指令のもと、
9(反対)対4(賛成)で、
その議案は葬り去られ、議会の正常化は出来ませんでした。
こうして、イレズミ暴力議員は、議会多数派と議長を握って、何でも好きなようにして来たのです。
市民が何にも知らないうちに、ここまで来てしまった「大川の駅」がいい例です。
ああ、まともな議員がもう少し多かったら!ああ選挙の時、市民がもっと真剣に考えて一票を投じてくれていたら!
9月29日(日)は市長選です。
この選挙の大きな争点は「大川の駅」(賛成)か、(反対か)です。
賛成しているのは、「大川の駅」を進めている現市長とそれとタッグを組んで、「大川の駅」で、甘い汁を吸うイレズミ暴力議員派です。
反対は、情報を公開し、巨大事業「大川の駅」の闇を再点検しようと言う「大川市の将来を考える会」元県議さんたちで、ここから、1人の人が立候補されています。
この選挙は、「大川の駅」だけでなく、それを含めて、暴力やヤクザまがいのもののない健全な町、文字通り、住みよい豊かな大川市を目指すか否かの、重要な選挙です。
「大川の駅」、楽しそう!といった簡単な問題ではないのです。知れば知る程わかる、とんでもなく大きな問題が、この「大川の駅」には、からまっていることを知ってほしいと思います。
大川市に巣くうイレズミ暴力議員の黒い影響力を排し、健全で清新な街として発展していくためには、「大川の駅見直し」こそ、最大のキーワードです。
(11) 今も出せない
「大川の駅」場所
決定理由・大野島
「大川の駅」の場所がなぜ大野島に決まったかは、全く明らかになっていません。
場所の決定が1日で決まったという不明朗さも、市民の反対の理由の一つです。
「大川の駅」建設予定地、「大野島」は、このイレズミ暴力議員の地盤です。
市民は「大川の駅」の場所決定の経緯にも疑惑を抱いています。
それは、その場所が、大野島で、この評判の悪いイレズミ暴力議員が大野島出身だからです。
また大野島に決定した会議録を市が出さないからです。
さきの地盤工事の落札も、大野島の社員2名の会社でした。
なぜ?なぜ?なぜ?
こう言った一切の疑惑を、新市長にはすべて明らかにして貰いましょう。
*大川は
変わらなければ
ならない*
大川市は変わらなければなりません。
これまで何も知らず、このイレズミ暴力議員に議席を与えて来られた大野島の皆さんに申し上げます。
また、ふだんは温和でおとなしい大川市民の皆さんに申し上げます。
元凶・イレズミ暴力議員
この議員の、暴力、脅迫、強要、不正、デマ、など、民主政治から遠く離れた議会の闇の部分は、大川市にとって、いわば元凶なのです。
「大川の駅」で暗躍しているこのイレズミ暴力議員の人物をよく知り、大川の明日のために今こそ、この議員と決別しましょう。
客観的には、
成算もない夢、
「大川の駅」
<「大川の駅」の闇を推し進める人たち②>は、
市民の声を聞かず、Bossの方だけを向いて、分からないことを考えようとはせず、ひたすらに「大川の駅」関連法案をここまで通してきたイレズミ暴力議員一派です。元凶は、イレズミ暴力議員で、
その元凶と、がっちり手を組んでいるのが現大川市長です。類は友を呼ぶ?
現大川市長は、この議員と手を携えて、ここまで「大川の駅」を進めて来ました。
追い詰められているのでしょう。現市長は、己を守るために、悲しいかな、言葉のカラクリを使って「大川の駅」の「市出費は8億円」などと言って、市民を欺いています。
悪の手段を駆使するイレズミ暴力議員一派と手を組む不明朗な現大川市長。
現市長には、今期で交代してもらい、「大川の駅」はいったん白紙に戻って、是々非々で考えることが必要です。
新しい市長のもとで、すべての情報が公開され、風通しの良い明るい市政で、「大川の駅」を見直しましょう。
清新な大川市を市民の手で取り戻しまょう。
第54回につづく 2024.9.17
【あの街のあそこで】
歌 由紀さおり
作詞 藤田敏雄
作曲 いずみたく
1.あの街のあそこで あの河のほとりで
歓びに出会った 悲しみに出会った
ほほえみに出会った 涙にも出会った
孤独にも出会った 人生に出会った
2.あの街のあそこで あの星を見ながら
幸せを探した 憧れを訪ねた
思い出を拾った 運命を見つめた
生きがいを信じた ある人を愛した
3.あの頃の私に もう一度会いたい
幸せを探した 憧れを訪ねた
思い出を拾った 運命を見つめた
いきがいを信じた あの人を愛した
青春に生きていた ふるさとのあそこで
第52回
9月市議会
市当局の隠したかった
2000万円!
いよいよ近づいて来た市長選
市長が変われば、「大川の駅」の闇は、白日のもとに明らかになる。
大川の将来を決める重要な9月29日の市長選を前に、9月5日
9月議会一般質問が行われた。
今回の一般質問は、これまでになく興味深いものになった。
いくつかここで、取り上げることにする。
1.内藤栄治議員
<市当局の隠したかった減額2000万を明らかにする>
私達は、前回の51号
【<「大川の駅」の闇を推し進める人たち>とは?①市当局】で、
「3億円の地盤工事を大野島の江頭建設が落札したことの疑惑について書きました。
これが、この地盤工事についての「疑惑の1」とすれば、この[不思議な落札]の話には、今回6月議会で、特別な<続き>がありました。
9月5日の内藤栄治議員の質問によって、さらに驚くべき次のことが明らかになったのです。
不思議な話のつづき
一般質問では、まず、内藤議員の質問によって、「令和6年5月17日、326172000円で大野島、江頭建設に落札された地盤工事は、このたび、工事方法がサンドマット工法から、水平ドレーン工法に変更になった」ことが分かりました。
「サンド工法より水平ドレーン工法が工期が短く、工事費も安い。」と説明されました。
内藤議員は、続けて、「工事方法による価格の削減はいくらぐらいになるか」を質問しました。
以下は、その時の主な質問と答弁を記録したものです。市民の皆さんは、一言一句、もらさず、注意深く読んでほしいと思います。
相手は、この頃、油断できない人たちです。ボンヤリ読んでは、わかりません。
[内藤議員]
どれくらい安くなるんですか?
―沈黙―
(甲斐主幹)
おまかな積算しかしていませんので、正確な数字はここではお答えすることはできません。安くなることは間違いありません。
[内藤議員]
積算しているはずでしょう。
起債を発行せないかんでしょうもん。分からんちゅうのがおかしい。
借金ば、せないかんちゅう段階になってから、分からないちゅうたっていかんでしょうもん。
―沈黙―
[田中総務課長]
工事にかかる起債といいますのは、今の段階では事業計画を申請してですね、国県の方にその報告を行っている段階でございまして、最終的には来年3月末~5月までに借り入れると言うことでございます。
[甲斐主幹]
今、手元にちょっと資料がないんですよ。それで、今から、ちょっと取って来ますので、後で答えさせて貰っていいでしょうか?
[内藤議員]
はい。すぐ取って来て。
326172000円で落札している訳です。
工法を変更したので、工事設計書から費用は当然少なくなる筈です。
その差額はどげんしとるとやろかと思って。工事を請け負っている金額から減額措置はしておりますでしょうかと言っているのです。
それは、絶対せんならおかしいでしょうもん。もう見積もりが通っとる。
[田中総務課長]
どの分がいくら安くなるかと言うことは、事業者が実際、その範囲の中で計算されて入札額を出されているのであって、具体的にどの部分が安くなったというのは分からないと。
あくまで市としては、この金額でと、入札を指示したということでございますので・・・。
―――資料が届いた。
[甲斐主幹]
水平ドレーンに変更することによって、設計金額は約2000万円減額になるかと考えております。
[内藤議員]
減額処理はどうなっていますか?2000万、そのままその会社にやるわけですか?
[田中総務課長]
ご指摘のとおり、当初の設計内容から変更になったということで、契約を変更していく手続きになるということでございます。
[内藤議員]
その減額処理は、必ずやって下さい。そのままなら、最低金額で入札したところは、2000万もうかるということですから、そういうことは絶対やめて下さい。
どういう処置をしたか、後で情報開示を求めますので。
(市当局全員) シーン。
確認しよう。
①答えようとしなかった
減額2000万円
市は、地盤工事の工事方法変更による減額が、いくらかを初め答えようとしなかった。
答えたくない何かがあるのであろう。落札自体に第1の疑惑があるとするなら、ここが第2の疑惑だ。何もなければ、すぐ言えるし、言い方も、もっと明快な言い方になる。
分かっていることを
言おうとしないということが
おかしい。
ここで、内藤議員が引いてしまえば、これ以降の展開はすべて闇の中であった。だが、内藤議員は「わからんちゅうのがおかしい。」と食い下がった。
②田中総務課長は
チグハグな答弁で
助け舟
甲斐主幹は、黙って何も言わない。代わって田中総務部長が、助け舟を出す。
それは、「減額はいくらかと言う話」とは関係ない、話の流れを変えようとするかのような、発言の意味も必然性もない言葉、あるいは、甲斐主幹の「答えられません。」を何とか補強したいような言葉であり、
市は、総力を挙げて答えたくないらしいという印象を強くした。
何のためにそんなことをする必要があるのか?
③やっとわかった
減額2000万
とうとう担当の甲斐主幹が発言した。やっと、工事費2000万円の減額が明らかになった。
市当局とおそらく大野島関係者しか、知らなかった減額2000万。
市が最初、答えられないと答弁を拒否した2000万ものお金。
内藤議員が質問しなかったら、この高額2000万ものお金はどこへ行こうとしていたのか。第3の疑惑である。
④減額処理も
されていなかった
2000万円
2000万円は、
減額処理も
されていなかった。
される予定もなかった。
内藤議員は、最後に、「その減額処理は、必ずやって下さい。どういう処置をしたか、後で情報開示を求めます」と言った。
工事方法の変更により減額した場合は、新たに契約を結び直すのは当たり前のことである。
減額処理の未実行、宙に浮く2000万円。第4の疑惑である。未処理であることが分かっていたのなら、普通は、「まだしていませんが、ご指摘が無くても、これは、いついつ、する予定でした。」などの答弁がある筈である。減額処理はされる予定もなかった。
指摘されたことに対する弁明も説明もなかったのは、疑惑をさらに濃くするものであった。
⑤言葉なくシーン
となった市幹部
内藤議員の質問最後の言葉に市幹部一同は、シーンとなった。そのことにも、違和感が残る。
普通なら、「市はきちんと減額措置をする予定でした。そういうことはおっしゃられるまでもありません。」などと言った言葉があってもよさそうである。
しかし、市長、副市長、市幹部全員が、内藤議員の言葉に対して、何も言えず、議場は無言の重い雰囲気だけが支配した。
なぜ反論しないのか?
第5の疑惑である。
いつもはちょっとしたことにも反論する市長はじめ、市幹部が、この時ばかりは何の反論も出来なかったのは、その通りだったからである。
沈黙したと言うことは、認めたということであった。疑惑は大きく膨らむばかりであった。
残った疑惑
分かった一つのこと
こうして、この質問に対する市の答弁は大きな疑惑になった。
そして、質問が終了した時、傍聴者の心には、なるほどこれが、彼らの手口だったのかと、ハッキリ分かった気がした。
恐ろしい程
巧妙に仕組まれた
計画?
分かった気がした手口とは
こういうことである。
最初、自社工事ができないような大○島の小会社と契約したのは、○川市。
この工事に入札を指揮したのは、大○島に勢力を張るイレズミ長老議員。
彼は、初め敢えて価格の高い工法の設計書で、この大○島の子会社に、最低制限価格で入札させた。
この契約は、最終的に「5者同額によりクジにより抽選」として、この子会社に落札される。
クジで決まったということであれば、文句つけられる余地はあるまいと言うことであるが、推理小説なら、あくどい黒幕のこんなカラクリぐらいトリックでどうにでもなる。
そして、いつか警察の手が入れば、最後は解明される。しかし、今の所、ここまでの進み具合は、ヤクザまがいの長老議員が初めから目論んでいた通りだ。
普通では、あり得ない話だが、○川市は、落札した小会社が、自分では工事が出来ずに、他社に請け負わせることが分かっていた。つまり、市税のムダも分かった上で、その小さな会社と契約した。
○川市長には、この黒幕の計画を拒否できない理由があった。
現在の○川市長の状況を考えてみるとわかる。
この9月XX日には、4年ぶりの市長選がある。今は目に見えぬ市長選の真っただ中だ。
市長選の争点は、○川市長の推し進める「○川の駅」へ賛成か、反対かである。
黒幕は、ずっと、賛成派であり、○川市長側に立って、「○川の駅」議案を配下の議員と共に市民抜きに通過させて来た。
しかし、無謀な「○川の駅」計画に、反対は大いに高まり、膨大な市民の反対署名が集まった。
今、この黒幕に支えて貰わなければ、自分が進めている「○川の駅」は、とん挫の危機にあるのである。
とん挫すれば、政治生命はない。○川市長は、この黒幕が言い出したことを、たとえどんなに市民を裏切る理不尽なことであっても、拒否できないのである。
こうして、黒幕側としては、息のかかった自分の地元の子会社を通して、高値の工法で仕上げた設計書で落札させた後、今度は、予定通り、工法を安値の工法に切り替えた。
起債は前の数字のままにし、落札価格通りに子会社に支払いがあれば、帳簿の「出」と「入り」は完全に一致しており、誰からも何も気づかれず、狙い通り、減額分2000万円が子会社を通して、黒幕のふところに入り得る。
こう考えるとすべてが、矛盾なき一貫した流れ。恐るべき巧妙な闇の手口。
市が「最初、普通に言おうとしなかった減額の数字」と市の「最後の沈黙」は、この話に信ぴょう性を増してくれる。
やっとわかった。こういうことをやっていたのか。
これでは、黒幕は大○島に「大○の駅」を作りたい訳だ。
素人では出来ない準備のいる手口。手慣れた手口。これまでこんなことをいくつもやって来たのだろう。今回も、こんなことは、多分、これ一つではないだろう。
私達の税金だ!
手分けして、
市民みんなで
工事の金の流れを
すべて追おう!
闇にまみれた「大川の駅」は
やはりもう一度見直され、
なければならない。
市長は、やはり、
一度交代して、
計画は新たに公明正大に
出直されなければならない。
大川市は、
市長交代と共に、
公共事業の甘い汁を
吸おうという黒幕とは
決別しなければならない。
大きな闇を明らかにし、市を沈黙させ、市民の税金を守り、市民を守った、内藤栄治議員の努力に大賛辞を贈る。
第53回につづく 2024.9.9